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腹筋運動するのは良いか?悪いか?

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腹筋運動はエクササイズの中でも最も有名な誰もが知っているものでしょう。しかし毎日すべき運動ではなく、やりすぎたり間違った方法で行うと逆効果になります。
腹筋運動するのは良いか?悪いか?
最後の更新: 15 12月, 2019

腹筋運動そのものが悪いわけではなく、正しいやり方で行なっているかどうかが問題になります。間違ったやり方で行うと姿勢が悪くなり、体を痛めてしまいます。ここでは腹筋運動をすることは良いことか悪いことなのか紹介していきたいと思います。

腹筋運動は体に良いのか悪いのか?

腹筋を鍛えるために腹筋運動は効果的です。腹筋運動の動きは、膝を曲げて仰向けに横たわり、両手は首の後ろで組みます。頭を持ち上げ、体も床から離し持ち上げていく、この一連の動きになります。

腹筋運動は腹筋を6つに割ることだけのための運動だと考え、多くのトレーナーや運動選手は毎日のトレーニングでやらないことが多いのです。

なぜでしょうか? 標準の腹筋運動は、多くの人が実はやり方を間違って行っています。間違ったやり方で行うと首や腰痛、また脊髄後弯症を引き起こしてしまいます。しかし、正しいやり方で行なっても体を痛めてしまう危険性があるので気をつけなければなりません。

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この運動は低圧運動と呼ばれています。このエクササイズにより、動かしている反対側の体部とその周りの筋肉に圧力負荷がかかります。この場合間違うと、脊髄に大きく負担を与え、骨盤が弱くなり腹直筋離開といった症状を引き起こしてしまいます。

また腹筋運動をすると、首も圧迫してしまいます。これは首を持ち上げて体を起こす際に、同時に脊椎骨も曲げてしまうことで起こります。また前かがみの姿勢になり、肩甲骨を曲げ、腰椎が圧迫されてしまう危険性もあります。

また、腹筋運動をすると腸腰筋と腹直筋が平行になり働きます。後者が脊椎骨に入り、椎間板ヘルニアを含む椎間板の問題も引き起こすことがあります。

いつ腹筋運動をすべきなのか?

ここまで読み進めると、腹筋はすべきではないと考えてしまうでしょう。しかしどういう腹筋運動をするのか、また繰り返す回数をしっかり考えれば腹筋は効果的な運動になります。

知っておくべきなのは、「脊髄は動きの範囲がある」ということです。これは体を曲げたりストレッチをしてはいけないということではありません。人それぞれの能力と体の特徴によりこの動きの範囲が変わってくるのです。腹筋運動を行うことは全く問題はありません。しかし私たちがやるべきではない時やできない時にやってしまうのが問題なのです。

基本的に正しいやり方で行えば、腹筋運動で背中を痛めることはありません。悪い姿勢、悪いやり方、運動前に特にウォーミングアップしない、ストレッチをしない、こういったことで、痛みや怪我を引き起こしてしまうのです。

腹筋運動をするよりも腹筋を鍛えるための他のエクササイズをすることもできます。痛みを伴うことなくまた怪我をすることもないエクササイズとして上げられるのは、プランクです。プランクの基本的なやり方は、両腕を床に置き、前腕と足の先のみで体を支えます。体が床と平行になるような形にします。

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また他にも、「シザーズ」というエクササイズもあります。これは仰向けになり片足づつ足を上げていく運動です。またダブルレッグリフトといって両足を同時に持ち上げる運動もあります。これは背中を床につけた状態で行います。

腹筋運動をもっと簡単に行いまた上下背中部分と首を痛めないため、まず背中の筋肉を鍛えると良いでしょう。強く鍛えた脊椎と筋肉を持つと、怪我の防止にもなります。

脊椎と筋肉を鍛えるため、「スーパーマンエクササイズ」があります。これは両手両足を開いて寝転びます。腹筋の前後にこの運動を行うと脊椎周辺の筋肉を鍛えるために効果的です。

今まで紹介してきたように腹筋運動は良い点も悪い点も持っています。私たちが、どうこの運動を行うのか、どういう内容で取り組み、またどれほど強い筋肉を持っているのか、によって違ってくるのです。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。