ジムでのオーバートレーニングが良くない理由

スポーツの練習やエクササイズにおいてトレーニングをやりすぎるのは体によくありません。筋肉を傷めてしまったり炎症をおこしたり、最悪の場合は怪我を引き起こしてしまう原因にもなります。
ジムでのオーバートレーニングが良くない理由

最後の更新: 08 3月, 2019

運動することは健康な体を維持するためにとても大切です。筋肉の調子を整え、血圧を下げて、心機能を向上させます。さらに、記憶力を良くし、そして自分に自信を持つこともできるようになります。しかし、何事もやりすぎは禁物です。ジムや自宅でトレーニングするときにこれはぜひ気を付けたいことでもあります。

無理なトレーニングやオーバートレーニングというのは体を痛めつけ、健康のバランスを崩してしまう可能性があります。例えばトレーニングに夢中になってしまって十分な休憩を取らない、などといったことは避けるようにしましょう。

オーバートレーニングをするとどうなる?

特に初心者が高強度インターバルトレーニングを行うときに夢中になってしまった結果、止めるタイミングが分からずにやりすぎる傾向にあると考えられています。また、中にはトレーニングマニアのベテランの場合でも見受けられるようです。何にせよ、自分の体と向き合ってしっかりとしたトレーニングの計画を立てて、休むときは休む、というように十分な休息をとることが非常に重要です。

ジム

 

他にもオーバートレーニングは中枢神経系にダメージを与えてしまいます。これはどういうことかというと、人間の脳は運動をするとき身体のそれぞれの動きを実行するために筋肉に命令を送ります。しかし常に過剰なトレーニングを行うということが習慣化すると、脳と筋肉のコミュニケーションの低下が引き起こされてしまうことになるのです。

さらにトレーニングをやりすぎることで、体内の栄養素が不足してしまうことにもなります。人間は毎日必要なカロリーを摂取しますが、体内には体が回復するための栄養素が必要なのです。

食べ物は体を動かすエネルギーであり、すべてのトレーニングやスポーツの源です。たとえばアミノ酸筋肉再生にとって非常に重要な成分ですが、タンパク質をきちんと摂取しないとそのアミノ酸が不足してしまうことになります。

オーバートレーニングや倦怠感を避けるためのアドバイス

いざトレーニングを行うとき、オーバートレーニングや疲労・倦怠感を避けるためにも押さえておきたい事柄がいくつかあります。まず第一に、トレーニングを計画することがあげられます。いつトレーニングするのか、そしていつ休むかというスケジュールを立てるのです。これはアスリートの場合、各選手の能力を考慮するときにも役に立ちます。

またゆっくりとトレーニングを始めて、時間をかけて徐々に激しい内容にしていくことをおすすめします。ジムでのオーバートレーニングを避けるためには、綿密で無理のない計画にすることが大事なのです。

ジム オーバートレーニング

またさらに、健康な体を維持するためにも十分な睡眠をとることが必要です。安静時に体のあらゆる機能は回復しますので、しっかり睡眠が取れないとホルモンが悪影響を受けてしまうことになります。

他にも、自分がどのくらいカロリーやタンパク質、および炭水化物などの栄養素が必要であるのかということを知っておくことが重要です。もし必要であれば、サプリメントを取り入れることも一つの手です。

まずは自分の体をしっかり見つめてみましょう。もしなにか体に問題がある場合は必ず何かの症状、例えば倦怠感や不眠症などの体の不調が現れるはずです。そしてこう言った症状が現れた場合は、直ちにトレーニングの内容を見直さなければいけません。

オーバートレーニングや倦怠感を治す方法

体がだるかったりオーバートレーニングを受けたと感じた時は、回復のためにしっかり水分補給を行い、時間をかけて休んでください。またこの場合、スポーツマッサージはオーバートレーニングの症状を和らげることができ、心身ともにリラックスするのにも役立ちます。

そして最後のアドバイスとしてお伝えしたい事は、厳しいトレーニングを始める前に健康診断を受けておく、ということです。またトレーニングのスケジュールを計画するときにプロのインストラクターに指導してもらう、というのも有効な一つの手段であるといえます。

他のスポーツを行うときと同様にジムでのルーティーンを決めるときにも、今どんなワークアウトが適切であるのかということを常に考えていく必要があります。初心者の方は特に、自分の体格や能力に合わせてプログラムを調整していくようにしましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。