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ジムで運動するだけではダメな理由

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ジムに行く時間をつくるのが難しいことがよくあります。ジムに行けない代わりに、自由時間のあらゆる隙を利用してエクササイズをする習慣を持つことが大事です。
ジムで運動するだけではダメな理由
最後の更新: 13 3月, 2019

デスクワーク中心であったりと、座りがちのライフスタイルというのは、体にとっても心にとっても健康的ではありません。とはいえ、そういった生活に陥ることは非常に簡単です。それに、たとえ毎日ジムに行っていたとしても実際1時間ぐらい運動するだけで、あとはソファに座ってテレビをみているようでは意味がありません。

暇な時間を利用してこまめにエクササイズするようにして、ジムだけで済ませようとしないで欲しいのです。

 

ジムに行くだけではなく、日頃の小さな積み重ねが大事

運動を始めようとするとき、普通2つの選択肢があります。 1つ目は週に1、2回だけジムに行くというパターン。2つ目は毎日行くけれど、座りがちな生活をしてしまっているというパターンです。

今日では、仕事がオフィスや在宅で行われることは一般的です。そして、1日1時間のトレーニングをしたとしても、8時間以上は座って過ごすわけです。これは、仕事を終えて家に着いたらまたソファに座ってテレビを見るという習慣から引き起こされているのです。

もしこういった生活を続けているにも関わらず、変わりたいと思っているのであれば、悪習慣を断ち切る必要があります。健康で素晴らしい体を維持するのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。秘訣は、時間と状況をコントロールすることにあります。ただただジムに頼っているだけではだめなのです。それではその秘訣について、ひも解いていきましょう。

エレベーターを使用しない

一日中、血液循環と筋肉をしっかりと動かしておきたいなら、エレベーターを使わないで階段を使うようにしましょう。マンションの7階に住んでいたらちょっと難しいかもしれませんが、できるだけ、例えば3、4階までは階段で上がって、残りをエレベーターを使うなどと工夫するとよいでしょう。

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これを習慣をつけるにはなかなか努力がいるものですが、かならず結果がでます。

地味な行動にみえますが日に日に足が鍛えられ、体に持久力がついてきます。

オフィスでフィットネスバイクのペダルを使用する

フィットネスバイクはよく知られていますが、このペダルを床に置いて座っている間に使います。オフィスで机の下にセットしておけば、血液循環を改善を助けるための理想的な運動器具となってくれるでしょう。

何も仕事中の8時間、ずっとペダルを踏めといっているわけではありませんが、1時間ごとに数分間踏むことで血流が活発になり、体がすっきりとします。また、昼休みにはペダルをこぐか散歩するなどといった習慣をつけるといいでしょう。

家ですべきこと

もしパソコンなどで自宅で仕事をしているということなら、足専用の小さなトレッドミルを使うのも一つの手です。スペースを取りませんし、作業中に歩くことができる高さに調整できる机を利用して使用することができます。

繰り返すようですが、四六時中歩く必要はなく、1時間ごとに少しのエクササイズをとりいれる、といった形で行うのが理想的です。

ウォーキングをする

現代社会には、ストレスと疲労がつきものです。ストレスから解放されるために、ウォーキングをとりいれてみましょう。たとえば仕事に行くときに歩くなど、10分通勤に時間が余分にかかったとしても、健康な体に対して感謝する貴重な時間ともなります。

また、スーパーに行くときには車を使わず歩いてみたり、子供を学校に迎えに行くときに歩いて行くのもよい方法です。ウォーキングは有酸素運動ではありませんが、体を動かし続けることで血流を改善します

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ちょっとした機会を利用する

思いつく限りの、いろんな場面を利用しましょう。土曜日に友達と過ごすなら、ハイキング、自転車旅行、登山などに出かけるのもおすすめです。人によってやりたいことは違ってくるとは思いますが、映画やピザを避けて過ごしてみてください。

スーパーに歩いていったら帰り道は買い物袋で腕を鍛えることもできるし、在宅勤務なら休憩時間にスクワットをささっとおこなうことができる、一見ばかげているように見えるかもしれませんが、腕立てや、腹筋などほんの少しづつ運動を積み重ねていくことで、長期的にみると大きな変化をもたらすこととなります。

あらゆる小さな努力が大切だということなんです。健康で元気いっぱいに過ごせるよう、すきま時間を有効的に使って、いろんな方法でエクササイズを生活に取り入れていきましょう。ジムに頼り切らないこと、これが大事です!


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


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このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。