ヘルシーな食生活なのに痩せないのはなんで?
多くの人が自分は健康的な食事をしていると思っているかもしれません。しかし、実際に気にかけていることは低脂肪や無糖といった食べ物の質だけという場合もあります。ヘルシーな食生活というものはこういった点よりももう少し深い要素なのです。
ダイエットのように、一般的に重要視される効果に適した栄養を得るためには食べ物をしっかり噛むことも大事な要素の一つです。
正しく食事をとるというのは健康的なライフスタイルの一部で、ストレスレベルを最小限に止めたり、定期的なエクササイズをするといったこともまた忘れてはいけません。
空腹にならない
古典的な考え方にとらわれ、「バランスのとれた食事」と「空腹」になることをダイエットにおいて同じ意味だと捉えてしまう人たちもいるようですが。そこまで極端ではなくとも、食べ物の摂取量を最低限にまで減らそうとしてしまう人もいるでしょう。
食生活の管理や制限なしに食べることはヘルシーとは言えない一方、過剰なコントロールや制限も決してヘルシーとは言えません。どちらにせよ、極端な食生活は良い結果をもたらさないのです。食に関しては、食べ過ぎることも不足することもなく、バランスのとれた食べ方をすべきなのです。
さらに、痩せるために過剰な食事制限をすることは矛盾をはらんでいます。体が十分な食べ物を得られないと代謝を制限すます。これはいわゆる省エネ状態になり、カロリー燃焼がますます難しくなってしまうのです。
時間通りに正しく食べる
体は寝ている時や休んでいる時も絶えず活動しており、コンスタントなエネルギー補給が必要です。そのため、食事から得られる必須栄養素は常に必要とされます。
食事時間の乱れは体に蓄えたたんぱく質やビタミン、ミネラルの欠乏を招いてしまいます。これらは体を動かし続けるために必須な栄養素ですし、この蓄えがなくなったままでいると結果としてエネルギーの不足や貧血といった症状を引き起こしてします。
ですので、多くの専門家が1日5食を提唱しています。メインとなる朝食、昼食、夕食に加え、二度の軽食を間に挟みます。これは食事の間隔を180分以上あけないことが推奨されているためです。
すべての食品群からまんべんなく
命に関わるなど、自身の体にとって有害な成分が含まれているような特殊なケースを除き、基本的にはすべての食品群からまんべんなく食品を選び取り込むようにしましょう。適量の炭水化物、脂質、糖質は必要不可欠です。
忘れてはならないのが、ジャンクフードで空腹を満たすことは好ましくないということです。体に良い影響がないだけでなく、糖質の代わりに品質の疑わしい化合物が含まれていたりします。
夕食が軽すぎるというやりがちな失敗
夕食時に消化のいい食品を選ぶのは重要なことです。小麦や赤肉はできるだけ避けましょう。しかしこれはレタスやサラダ、1カップのヨーグルトなどの極端な軽食にするという意味ではありません。
1食分の栄養の不足を補わなければならないことに加え、満腹感の不足は翌日に抑えきれない空腹感をもたらしかねません。
軽すぎる食事をとることによって、必死にイライラを抑えようと糖分の多い食べ物につい繰り返し手を伸ばしてしまうことになりかねないのです。
また、フルーツサラダを食事にするのもいい方法だとは言えません。フルーツは多くの栄養素と水分を供給する一方で、糖質も多く含んでいます。ですので、2種類以上のフルーツを一度の食事で摂ることは推奨されません。
バランスのとれた食事と運動が痩せるための方程式
体重を減らすことを目標にするのなら正しい食生活もそうですが、カロリー燃焼のためにトレーニングを習慣的に行うことも大切です。
また運動することによって筋肉量は増加し、体重維持に欠かせない代謝量の増加を促します。週に3回45分間のエアロビエクササイズが理想とされています。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。