グルテンフリーダイエットとは?

15 4月, 2019
グルテンはほとんどの穀物に含まれる成分です。しかし栄養の面からいうと、残念なことにグルテンは人体に特にメリットがありません。

近年グルテンフリーダイエットが普及してきていますが、医師の診察を受けずにこのダイエットを行う人はたくさんいます。またセリアック病またはグルテン不耐症の患者にとってはグルテンフリーの食事は必須であるとされています。

近年、世間一般ではグルテンの摂取について厳しく非難する声があがっています。消化器系の問題などといった医学的問題を抱えている多くの人はグルテンの摂取量を減らすために努力しています。他にもこれらのタンパク質が肥満や体重超過の問題に関連していると単純に信じている人、さらにグルテンの摂取が糖尿病の発症につながると信じている人さえいます。

物議を醸している成分「グルテン」

セリアック病やグルテン不耐症の兆候がない健康な人によって、グルテンフリーの食事が減量に効果があることが発見されました。そしてグルテンフリーの食事にこだわることで体調を維持することを主張する著名人らによって支持されてきました。

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これらの主張を支持するための科学的根拠はありません。実際、グルテン食を摂取する人は心臓の問題に罹患するリスクがわずかに減少するということを発見した研究者もいます。

セリアック病患者やグルテン不耐症の患者はグルテンを食べることはもちろんできません。しかしそれ以外の健康な人にとっては、全粒穀物を食べることが健康であるという事実からグルテンを食べることを正当化することはできるのです。

グルテンフリーダイエットの問題点とは?

効率の良いダイエットを行うには、何事もやりすぎないでちょうどいいバランスを見つけることが大事です。健康な人がグルテンを避けることのメリットが証明されているわけでなないので、専門家は食べ過ぎないほうがいいということを指摘しているのにとどまっています。

太りすぎの原因(高コレステロールまたは循環器系の問題)において、グルテンは1つの理由に過ぎません。太りすぎる原因としていえるのは大量の小麦粉や飽和脂肪を含むバランスの悪い食事であり、そういった食事では生鮮食品がほとんど含まれない傾向があります。

専門家によると、タンパク質の量を減らすことと体重減少の間に直接的な関係が確立されているわけではなく、糖尿病の発症との直接的な関連も確認されていません。また実際、グルテンにはそれ自体には栄養素が含まれていませんがカルシウムとビタミンDの吸収に重要な役割を果たすことが研究により証明されています。

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セリアック病とグルテン不耐症

専門家によると世界人口の1パーセントがセリアック病またはグルテン不耐症であると推定しています。しかしほとんどの場合、症状があまり明確ではないためにめったに診断されないという状況下にあります。

症状を緩和させるのに効果的な唯一の治療法はグルテンフリーの食事療法に従うことです。ただしこれらの食事療法については、いまだはっきりとした定義があるわけではありません。

食事療法としてのグルテンフリー

グルテン不耐症の人の約80%が消化管にある種の問題を抱えています。グルテン摂取による不調は厳密な食事療法を行っているときにでも起こります。例えば二次汚染や微量のグルテンを含む薬物の摂取によるものであるといわれています。

ダイエットの基本原則

グルテンフリー製品は市場に多く出回っています。セリアック病の人やグルテン不耐症の患者が食事制限する場合も、ダイエットの基本原則にのっとって、栄養に気を付けてバランスよく健康的に行われないといけません。

タンパク質が含まれない加工粉の多くは、体重増加や循環器系の問題につながるなどといった悪影響を及ぼす可能性があります。

またグルテン不耐症に作られた製品は通常の製品よ​​りも3倍から4倍高価ですので、その点についてはあらかじめ理解しておきましょう。

食物繊維が豊富なフルーツや野菜が豊富に含まれた食事を摂ることは常に大事です。バランスの取れた食事には良質の肉や魚が含まれるべきです。普段から十分な栄養素を摂取することを心がけましょう。