実は健康に良くない5つの食品とは一体なんだろう?
バランスの取れた食事は、健康のために重要な要素の一つですよね。それにもかかわらず、ほとんどの人は実は健康に良くない食品に関する都市伝説を信じて、食事の献立を立てています。これでは健康的な食事を続けることは困難です。
知識不足によって健康に良くない食品の摂取につながります。実際に、あなたの体に害を及ぼすことになるので、今回はそのような食品についていくつかご紹介します。
実は健康に良くない食品
「手っ取り早い減量」や「老化プロセスと戦う」といったことを追い求めていると、自然と健康的な食品を摂るようになります。しかし、これらの食品の大半には、明らかにされていない有害な成分がかなりの量で含まれています。たとえ害がなかったとしても、実際には何も栄養がないかもしれないのです。
スーパーに並ぶジュースは最も誤解を招いている商品の一つでしょう。
「ライト」とうたっている商品の中には、ナトリウムと糖の含有量が多い物もあります。さらに、食品業界は飲料を美味しくするために、化学添加物を乱用し、特定の野菜製品には脂質を多く含んでいる物もあります。
全粒小麦と関連製品
全粒粉を用いたパンやクッキーは、グリセミック指数が白いものと変わらない傾向があります。つまり、同じ量の糖が含まれているのです。だから、適度な量で食べるべきです。
別の観点から見ると、穀物の自然な特性の大部分を取り除くという全粒粉の精製プロセスが、商品に悪影響を及ぼす可能性があるのです。噂されている全粒粉の特徴は、消費者を混乱させることが多いようです。
店頭に並ぶ全粒小麦の商品の多くは、実際には全粒小麦を少ししか含んでいないことがあります。多くのクッキーやパン、また全粒粉を用いた商品の主な原料は他の種類の小麦粉やシリアルです。さらに、味を良くするために大量に使用されるナトリウムや脂質のことなどは気にもされていません。
本当に全粒小麦で作られた食品には繊維が豊富で、腸を刺激してお通じを改善してくれます。これは便秘や他の消化器系の問題を防ぐのに、非常に効果があります。また、繊維を多く含む食品は満腹感が持続します。
それにもかかわらず、全粒小麦と関連食品の過剰摂取が、腸管の炎症の一因となると多くの医師が主張しています。そのため、憩室炎(消火器管内の憩室の炎症)の兆候がある多くの患者に対して、医師は全粒小麦を摂取しないように言うのです。
低脂肪食品
現在、飽和脂肪酸の多い食品は健康的な食事の妨げになると専門家は考えています。しかし別の観点から見ると、バランスの取れた食事をするには、あらゆる種類の脂質を適量摂取することが大切です。
食品メーカーは製品の脂肪分を減らすと味も悪くなることを発見しました。これによって、味を改善するために、糖とナトリウムを多く添加することにしたのです。
このようにして増量された糖や添加物は健康にとても有害です。心臓疾患、糖尿病、高血圧などの様々な病気のリスクが高まります。
また、加工食品には多くの化学添加物が含まれることも忘れてはいけません。同時に、ビタミンやミネラルのような重要な栄養素が足りないので健康的な食品とは言えないでしょう。
加工フルーツジュース
自然な状態の果物は、フルクトース(果糖)を含んでいます。これは体が吸収しやすい未精製の糖の一種です。加工されたフルーツジュースには精製糖が多く含まれます。そのため、市販のオレンジジュースはフレッシュジュースより甘くて酸味がないのです。
多くの加工フルーツジュースは本物の果物さえ使われていません。だから、飲んだとしても繊維、ビタミン、ミネラルは摂れません。実際は、果物の味に似せるための化合物や、人工着色料がたくさん使われているのです。
サラダ用加工ドレッシング
健康的な食事を追求し、低カロリーの料理にこだわるならサラダは最適です。しかし、加工されたドレッシングをかけてしまったら台無しです。
加工されたドレッシングの多くは大量のナトリウム、砂糖、遺伝子組み換え脂質、そして化学添加物を含んでいます。サラダの味付けには天然の成分を使うのが一番です。例えば、レモン、酢、オリーブ油、そしてスパイスです。
低炭水化物を用いた加工食品
何かと評判の悪い炭水化物ですが、エネルギー源になるのでバランスの取れた食事には必要です。加工された小麦粉や、そこから派生した食品ではなく、自然な食品を摂ることを心掛けましょう。
健康に良さそうに見えて、実は健康に良くない有害な食品のカテゴリーに低炭水化物の加工食品も含まれています。低炭水化物をうたうスナックは実際には栄養分は皆無です。成分表を見れば、加工製品がたくさん含まれていることも分かるでしょう。ビタミン、ミネラル、たんぱく質もほんの少しか、または全く含まれていないかのどちらかです。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。