「キャッサバ」ってどんな食べ物?栄養価や特性について

30 4月, 2019
キャッサバは栄養面で大きなメリットのある珍しい食べ物です。健康的で経済的な食材をお探しの場合におすすめの塊茎です。

普段何を食べるかということに関して非常にたくさんの選択肢がありますが、澱粉質野菜を摂取することを忘れてはいけません。キャッサバのような塊茎を摂ることでバランスの取れた食事をすることができます。キャッサバはまだあまり知られていない食品ですが、実は多くのメリットがあります。

他の文化の食品を取り入れることの意味

健康的な食事をしようとした時真っ先に浮かぶのはレタスや鶏の胸肉です。もちろんそれで合っているのですが、そればかりでは飽きてしまうことがあります。

同じ食材をさまざまな方法で調理することもできますが、新しい食材を取り入れることでさらに食事の幅をひろげることができます。また調理法やどういった食材であるのかを知ることも大事です。その食材が他の国で人気があるからといって、必ずしもそれが健康であるとは限りませんので、そこも気を付けるべきでしょう。しかしながら少しづつ他の文化の食生活を取り入れるということは興味深くもあり、食事を楽しむことができる一つの良い方法であるといえるでしょう。

キャッサバの魅力

キャッサバ

キャッサバはマニオックとも呼ばれ、南北アメリカの熱帯地域に自生する塊茎です。成長に必要な環境条件としては主に熱と湿度が影響を与えますが、これらの木の低木は他の気候にも適応できます。その栽培は比較的容易で、乾燥した条件でも栽培できます。

キャッサバの可食部はニンジンやジャガイモに似た根っこの部分です。他のポピュラーな野菜と同じように食べることができますが、キャッサバの栄養成分は他とは大きく異なります。

キャッサバの栄養成分

ナイジェリア科学雑誌に発表された研究によると、キャッサバは他の良く知られている塊茎とは異なり、その90パーセントがデンプンでできており、タンパク質と脂肪が非常に少なく、ビタミンC、カルシウム、ビタミンB群が豊富に含まれています。

塊茎から出てくる葉は大豆と同じかそれ以上のタンパク質を含み、葉の部分は通常捨てられてしまっていますが微量の食物繊維が含まれています。またポリフェノールとタンニン(ブドウに含まれている)といった抗酸化作用のある成分が多く含まれています。

ナイジェリアで行われた研究によるとキャッサバはシアン化合物を含んでいると発表されています。もしダイエット中で体内にビタミンやミネラルが不足している時に、キャッサバを多量に摂取すると神経障害になったり中毒を起こす可能性があります。

ただこれはもしキャッサバだけを大量に食べたら、と仮定した極端な話なので通常時には起こりませんので安心してください。前述のように、キャッサバは新しい味として食事のバラエティを増やしてくれる魅惑的な食材であることに変わりありません。

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キャッサバ

キャッサバの特性

キャッサバは主に炭水化物で成り立っているため高エネルギーな食材です。大部分のデンプンはレジスタントスターチといって難消化性で食物繊維を含んでいます。

レジスタントスターチは腸にメリットがあり、満腹感をもたらし、代謝を改善し、体重の減少を促します。キャッサバには栄養素がそんなに沢山含まれていないので、バランスのとれた食事を作るためにはタンパク質、ビタミン、ミネラルを他の食材で補う必要があります。

キャッサバの主な特徴としてタピオカのようなグルテンなしの粉末を作ることができるということがあげられます。このことからセリアック病患者の食事にも最適な食材として扱われています。

おいしい食べ方

ジャガイモに比べてはるかに密度の高いデンプンで、とてもおいしい食材です。白から黄色っぽい色で味はあんまりありませんが、フルクトースが豊富な品種を選ぶとより甘みが強くなります。

キャッサバにかかる調理時間は短くて済み、大抵は30分もかからずに料理できます。ジャガイモと同じようにゆでたり、蒸したり、焼いたり、揚げたりしていただくことができます。もし食べたときに強い苦味を感じたら高い数値のシアン化合物が含まれているかもしれないので要注意です。