ナマズの一種「バサ」をめぐっての論争

13 10月, 2019
「バサ」は近年人気が出てきているナマズの一種です。この魚に関する、みんなが知りたいことをまとめましたのでどうぞご覧ください。

近頃、バサの消費量が世界中で急増しているといわれています。安価でおいしいこと、鋭い骨が含まれていないことが人気の秘訣のようです。非の打ちどころのない魚のように見えますが、決して完璧であるわけではありません。

今では多くの人がバサを定期的に食べていますが、その品質を疑問視する声が上がってきているのです。この魚を食べると健康に害を及ぼすのではないかという意見さえ出始めています。

バサを食べると健康に害を及ぼす?

魚 バサ

最初は食卓のヒーローのように扱われていたのが今や論争に巻き起こすもとになっています。現在この魚を食べるのが賢明か否かについて多くの人が議論しています。なぜならさまざまな分析が行われた後、専門家の調査によりこの魚の中に微量の水銀が発見されたためです。数値が非常に低いのですが、この結果により消費者が悩まさせられることとなりました。

消費されるバサのほとんど – 実質的にはおよそ90パーセント – はベトナムから来ています。この国では養魚場とその水域の状況は厳密に管理または監視されていません。そのため水が非常に汚染されていることが判明しており、先進国で見られるような品質保証はありません。

こちらもご覧ください→ 食品添加物の種類とその長所と短所:健康に有害?

輸出しているこれらの魚を飼育する方法についてを一般に警告する様々なテレビドキュメンタリーまで作られています。しかしながら、いったん魚が先進国に到着すると検査されてその水銀レベルは測定され、数値内であるなら食べてもいいという許可が出ます。

バサを食べることについての疑問

政府はまだこの製品を国内に許可していますが、最近になって消費者側のほうがバサを食べるのを敬遠するようになってきています。そしてそれに伴って、バサを取り扱わないスーパーまで出てくるようになりました。

この魚に関する一番最近の大きな論争は高校の食堂で起こりました。彼らはバサを売らない食品業者を使い、売っている業者と取引しないことにより意思表示をしました。このことが起こったのは世間の多くの人がこの食品の安全性を疑うようになってきたときです。結局この高校で起こった論争がもとになって、今まで人気があったこの魚に対する反発がさらに強まっていくようになったのです。

消費者団体による報告

2010年に消費者団体がバサの消費に関する報告を発表しましたが、その結論は憂慮すべきものでした。

分析した23の魚サンプルのうち、4つは除草剤を含み、9つには水銀が含まれていたのです。

バサの検査サンプルに含まれていた有害物質の量は欧州連合によって許可されている最小値の範囲内でした。そのため食品業者は依然としてこの魚を販売し続けることができます。

これについて消費者団体が研究後に出した結論は、バサは適度に食べる上では何ら問題がないということです。週に1回以上食べないことを推奨しているので、たまに食べるのにとどめて普段は他の魚を食べることが最善の道であるということでしょう。

バサの代替品

魚 バサ

それでは以下に魚好きの方におすすめのバサの代替品をご紹介いたします。

パンガ

コレステロールが低く、オメガ3の優れた供給源となってくれます。安価であるのも嬉しいポイントです。

ポンパノ

タンパク質が多く、さまざまな料理に使用できます。

マス

オーブンで調理したり、中に詰めものをしたり、焼いたりと、さまざまな調理法に適した魚です。いろんなレシピを使っておいしくいただくことができます。

イワシ

オメガ3が豊富です。便利な缶詰を使ったり、新鮮なままでもどちらでもおいしくいただくことができます。

 

魚は旬の季節になると安くなりますので、スーパーのチラシをチェックしてシーズンごとに色々な魚を楽しむことをおすすめします。そうすることで食事内容がバラエティに富むようになり、特定の魚にこだわらなくてもヘルシーに暮らしていくことができるでしょう。