誰でもおいしく作れるイタリア風トマトソースレシピ
トマトソースはグルメな人もうなるおいしい一品です。パスタや肉、煮込み料理によく合い、飽きることのない永遠の定番であるといえるでしょう。今回はおいしい自家製トマトソースの作り方として、王道のイタリア風のレシピをご紹介します。
トマトを食べるメリット
トマトにはビタミンAとCが豊富なので、天然の抗酸化物質がフリーラジカル及び細胞損傷と闘ってくれます。またカルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、ビタミンK、ビタミンB群が多く含まれているため、免疫力を強化して肉体的な持久力を向上させることができます。
トマトはカロリーが低い食品なので健康的な方法で体重を減らしたい人にとっては素晴らしい味方となってくれます。約500グラムのトマトにつき100カロリー程度しか含まれていません。
またトマトは低脂肪の食品でもありますので心血管疾患を持つ人でも問題なく摂取することができます。
トマトにはナイアシンという物質が含まれています。ナイアシンにはコレステロールを自然に制御する働きがあります。トマトジュースを習慣的に飲むことで、血中のLDLコレステロール値を調整することができます。
またトマトに含まれる食物繊維が腸をきれいにしてくれるので、消化を改善して便秘を予防するのにも非常に効果的です。
さらに肌の保湿効果や抗炎症作用もあります。トマトジュースを飲んだり、顔にフェイスパックとして使用することで、にきび、感染症、皮膚アレルギーなどにも効果があります。
パスタやピザにぴったりの基本的なトマトソースのレシピ
このトマトソースのレシピは定番スタイルのパスタ料理にぴったりです。自家製ピザに使うこともできますし、オレガノをふりかけると絶品料理が完成します。
<材料>
- ドライトマト・・・7個(缶詰の皮をむいたトマトでもOK)
- トウガラシ・・・・半分(みじん切り)
- タマネギ・・・・・半分(みじん切り)
- ニンニク・・・・・2かけ(みじん切り)
- オリーブオイル・・大さじ2杯
- 白ワイン・・・・・半カップ
- 塩・・・・・・・・適量
- 砂糖・・・・・・・ひとつまみ
<作り方>
- 新鮮なトマトを使う場合は最初にまず調理する必要があります。2つの方法があり、すりおろして種を取り除いて果肉部分を使うやり方、あるいは皮をむいて種を取り除いてから混ぜるやり方があります。缶詰のトマトを使う場合は混ぜ合わせるだけでOKです。
- トマトの果肉はいったん脇に置いて他の野菜の作業に移ります。
- フライパンにオリーブオイルを加え、タマネギ、トウガラシ、ニンニクを入れて炒めます。汁気を出すために塩を適量加えます。
- 野菜が黄金色に色付いてきたら砂糖をひとつまみ入れてトマトを加えます。
- 数分間混ぜ合わせてから白ワインを加えて火を弱火にし、煮込んでいきます。
- ゆっくり1時間ほどコトコト煮込めば香り高くておいしいソースの完成です。
おいしく仕上げるためのコツ
- トマトソースをおいしくする最大の秘訣は弱火でゆっくりと煮込むことです。このちょっとしたことが違いを生むので、決して急いで調理してしまわないようにしましょう。おいしいトマトソースを作るためには時間がかかるものです。また野菜を炒めるときには焦げ付かせないように気を付けてください。
- 今回ご紹介した基本的なレシピに他の材料を加えてアレンジすることもできます。例えば炒めたナスとバジルの葉を追加すればさらに風味が加わりヘルシーになります。もうちょっと刺激が欲しい場合はチョリソやあらびきコショウを加えてもよいでしょう。
- タッパーに入れて冷蔵庫に保管すれば最大5日間もちます。また、冷凍する場合は最大6ヶ月間保存がききます。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。