食後の運動について知っておきたいこと

7 3月, 2019
エクササイズを生活に取り入れ始めると、おのずと他の習慣も作られていきます。運動するには十分なエネルギーを摂取することも大切ですが、食べた物の消化についても考えなければなりません。

昼食や夕食などの食事の後、私たちの体は消化のためにそのエネルギーの大部分を使います。そのため私たちは食事の後に眠くなったり、だるくなったりするのです。食事の後に運動するとエネルギッシュになると考える人もいます。

なぜ食後に運動してはいけないか?

例えば、ジムに行くか公園をランニングしようと考えていた時に同僚にランチに誘われたとしましょう。あなたは食事の直後に運動するべきだと思いますか?残念ながら、答えはノーです。

この場合に選択肢として最良なのは、この日はもう運動するのをあきらめるか次の日に延期することです。または、昼食が早く終わった場合はぎりぎりまで待ってから軽く運動するのにとどめることです。

ではなぜせっかくの運動の時間をあきらめなければならないのでしょうか?それは食事の後、食べ物は数時間胃の中に残りますが、そのとき体は消化をするという働きに集中します。血液は胃のあたりに集まり、脳や手足などの他の体の部分に充分に行き届かなくなるのです。

食後の運動

したがって仕事に集中することができなくなるのです。机で居眠りしてしまうか、椅子から起き上がることさえ難しいかもしれません。この間、体は運動をしてカロリーを消費することはできません。

食事後にエクササイズするとカロリーが燃えるから摂取カロリーはゼロになる、などとも巷ではいわれていましたがこれは大きな間違いです。この誤解は健康を脅かすほど危険で、消化の過程をはばみ、吐き気、めまい、さらには嘔吐を引き起こす原因ともなります。

食事をしてから運動するまでどのくらい待てばいい?

人それぞれ食べた物の消化にかかる時間が違うので一概にはいえませんが、一般的には食事をしてから運動をするまでに、約3時間待てばいいといわれています。

しかしもちろん、どれだけ食べたかにもよります。ローストチキンと新鮮なサラダを食べたのと、ダブルチーズバーガーとフライドポテトを食べたのでは消化の過程は同じではありません。

そのため軽めのランチだと3〜4時間、たくさん食べたなと思った場合は最低4時間は待つことをお勧めします。これは胃が痛くならないようにするためでもあり、また消化後に感じる体の重さや疲労感を抑えることができます。

食後 運動

では朝食の場合はどうでしょうか?朝に運動する人は何かを食べてからのほうがいいのか、はたまたお腹が空いたままの方がいいのか、どちらが良いのでしょうか。これは、実はどちらも良くないのです。朝起きて一番初めにした方がいいのは、まずは朝食を摂って体に栄養を与えることです。

果物や穀物、乳製品を含んだしっかりとした、でも重くない朝食を摂りましょう。そして少なくとも1時間は経ってから運動をするようにしてください。その時までに体にはすでに燃料が蓄えられ、筋肉にも栄養が行き届いているので運動後にも楽々と回復することができます。

何時間も何も食べずに運動をするなどという間違いを決して犯さないようにしてください。運動のためには体には食物と栄養素が必要です。栄養が体内に十分にないと体はどんどん衰弱し、血圧が下がっていってしまいます。

また、炭水化物は運動する前に最も適した食物であることを覚えておきましょう。パスタやパンなどの全粒穀物や、果物、野菜などからも摂取することができます。

そして食物繊維や果糖をたっぷり含んだ野菜や果物の摂取を減らすことも大事です。これらは消化するのにより長い時間がかかりますので、運動した後に下痢を引き起こす要因にもなります。また脂肪やたんぱく質も運動前に適した食物ではありませんので、運動前には避けるようにしましょう!