スイマーのためのTRXトレーニング:そのメリットとは?

5 5月, 2019
TRXトレーニングは新しいサスペンショントレーニング方法で、他のトレーニングにはない特性を持っています。一般的には特定のエリアを鍛える後押しとして使われます。

スイミングはとても包括的で過酷なスポーツです。そのためトレーニングは能力を高めるための特殊なエクササイズを含みます。今回紹介するスイマーのためのTRXトレーニングはこれにうってつけの選択肢となるでしょう。

TRXはサスペンショントレーニングとしても知られています。TRXでは壁や鉄棒に取り付けたハーネスを使って行います。このハーネスと自身の体重、重力を使うことでいろいろなタイプのエクササイズを行うことができます。

TRXを行うメリット

アスリートにとってのTRXの一般的なメリットは以下の通りです。

  • 体全体を鍛えることができ、複数の筋肉群を同時に働かせます。
  • 筋力、持久力、柔軟性の向上の役に立ちます。
  • いろいろなエクササイズを行うサーキットトレーニングに有酸素運動として加えることができます。
  • 体幹を鍛えるのに理想的です。
  • エクササイズの強度を自身で調節できます。
  • 広いスペースも道具も必要ありません。必要なものはTRXキットのみです。
  • 他のワークアウトと組み合わせることができます。多くのアスリートがプールのそばで行い、ワークアウトを混ぜ合わせています。これをトランスファーと呼びます。
スイマー TRX トレーニング スイミング

スイマーにとってTRXがおすすめな理由

筋肉を鍛える代わりに、サスペンショントレーニングは動作に注力します。これは泳ぐことと同じプロセスです。そのため行うことがスイマーが水中で行う動作に非常に似ています。

また前述したように、これは筋力、持久力、有酸素能力の改善にすぐれたトレーニングです。これらはすべて、スイミングにおいて非常に重要な要素です。

スイマーのための4つのTRXトレーニング

TRXの重要性はお分りいただけたかと思います。次はスイマーにフィジカル面を鍛える特におすすめなTRXトレーニングを紹介していきます。またこれらのトレーニングにより運動技能やスイミングのテクニックの改善も行うことができます。

1.レッグパドル

これは水泳の特徴的な動きです。これをTRXで行う場合、まずうつ伏せになります。手のひらで体を支え腕を伸ばします。脚は上から吊るしたバンドに置きます。その状態で脚を上下させましょう。

TRXトレーニングを行うときは姿勢の維持が非常に大切です。ここでは腹筋を使いウエストを安定させ、脚、もしくは脊椎と一直線になるよう腰を持ち上げます。

TRX レッグパドル スイマー TRX トレーニング スイミング

2.TRXでのローイング

腕と背中を使うこのエクササイズを行うには、まず立った状態でバンドを両手につかみます。この状態から腕が伸びきるまで体を後ろに倒していきます。そこからバンドを引っ張ることで最初の体勢に戻ります。

背中と脚は安定させたまま行うようにしましょう。これはスイマーにとって理想的なエクササイズです。

3.TRXでの胸筋トレーニング

このエクササイズを行うときは、バンドを伸びきった状態にしないといけません。そして、腕を伸ばして掴み、体幹は真っ直ぐにします。これがスターティングポジションです。

体を前に倒していき、床で腕立てをしているような体勢にします。腕は90度以上曲げないようにしましょう。体を倒すときは息を吸い、元の体勢に戻るときは息を吐くようにします。

4.コアローテーション

これは腰の回転に使う体幹の筋肉を鍛えるのに理想的なエクササイズです。(スイマーはクロールと背泳ぎを行う際に腰を回転させます。)このエクササイズは立った状態で始めます。バンドに体を向け腕は完全に伸ばします。両手を使い1つのバンドを持ちます。

このエクササイズは体を後ろに傾ける動きと、体幹を回し元の位置に戻す動きを行います。つまり体を真っ直ぐにしながら、体幹を横に移動させます。手は常に胸の真ん中に位置するようにしましょう。そうすることで腰の力が必要となります。

TRXは従来のスイマーにとってのトレーニングに取って代わるすばらしいトレーニングです。特有の動作で、筋肉の協調性や体全体の安定性を高めることができます。これはすべてのアスリートにとってルーティーンに加えることのできるトレーニングでしょう。