生理痛の症状をやわらげてくれる6種類のヨガポーズ
ヨガは行う人の幸福面でのメリットがあるものと特徴付けられています。またこれは女性が月経による不快感を乗り越える手助けにもなるのです。今回はそんな生理痛に役立つ6種類のヨガポーズを紹介します。
月経中は、多くの女性が不幸にも不快感や痛みを感じます。また生理痛のみならず吐き気や、脚の痙攣、多量の出血、頭痛、むら気、疲労感、集中力の欠如など多くの症状があります。
これらの症状を軽減するために薬を勧める人もいるかもしれませんが、最善の選択肢は決定的な解決策を探すことです。生理痛解消の助けになる様々なヨガのポーズを行うことを通し、ヨガの中にその解決策を見出すことができるかもしれません。
生理痛解消の助けとなる6つのヨガポーズ
まず明確にしておかなければいけないのは、不快感を軽減するヨガポーズがある一方で、月経の間は行うべきではないヨガポーズも存在します。逆さを向くもの、立って行うもの、支えなしに後方歪曲するものなどがその例の一部です。
しかし、月経の症状を和らげるポーズは数多く存在します。
1.バーラーサナ(チャイルドポーズ)
このポーズは、まず膝を床につけ座り、脚は心地の良い幅に開きましょう。体を前に倒し腕は頭の上でしっかりと伸ばします。この時、ひたいは必ず床につけるようにします。ポーズがとれたら5回から10回、ゆっくり深い呼吸を行いましょう。
2.サポート付きのハーフフロッグポーズ
うつ伏せの状態からはじめます。膝の下に、クッションを1枚か2枚敷き膝を持ち上げましょう。その状態から膝を曲げ、かかとをできる限り臀部に近づけます。そして手を後ろに回し足首をつかみます。
真っすぐ前を見ながらそのポーズを10秒間維持しましょう。このエクササイズを最大限に生かすため、深く息を吸って吐くことを心がけ行うようにしましょう。
3.ジャーヌシルシャーサ(頭を膝につけるポーズ)
上記のポーズと同様に、このポーズもクッションやブランケットをサポートに使うことができます。このポーズは、まず片膝を曲げ床に座り、かかとは臀部に当てます。もう一方の脚は真っすぐ前に伸ばしましょう。
腕は伸ばし上半身を前に倒していきます。できるだけ体を下げ、伸ばした脚の先を手で触るようにしましょう。頭を膝に近づけるイメージで行います。
4.ピジョンポーズ
まずは跪いた状態からはじめます。片足は前に置いたまま、もう一方は後ろに伸ばします。この時、前の脚は曲げたままにします。そうすることで膝と胸をくっつけることができます。
最後にバーラーサナと同様に腕を伸ばし、胸を床の方へ下ろしていきます。背中は常に真っ直ぐの状態を保つことが重要です。最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すたびに柔軟性が増していくでしょう。このエクササイズは脚を変えて繰り返します。
5.スプタビラサナ(リクライニングヒーローポーズ)
このヨガポーズもまたサポートを使いながら行います。まず跪いて座り、臀部を床につけます。この時、高さのあるクッションか折りたたんだブランケットをサポートとして後ろに置きます。
ふくらはぎと臀部は床につけたまま、ゆっくり体を後ろに倒していきます。背中はクッションの上でまっすぐな状態を維持して、手は体の横に置きバランスをとりましょう。手もまたサポートの一部です。
6.サポート付きフォワードベンド
最後に紹介するポーズはとてもシンプルです。まず脚を前に伸ばした状態で床に座ります。膝にそれぞれにサポート用のクッションを置きましょう
体を前に倒し、頭をクッションに置きます。その体勢のまま8回深く息をしましょう。そして方向を変え反対のクッションに向かい同じ動作を行います。
いずれの生理痛のためのヨガポーズを行う際も、考慮しなければいけないことが2つあります。1つ目は、体の声を聞くことです。つまり、不快感や痛みを感じた時はいつでもそのエクササイズを一度止めるか、次のポーズに移りましょう。
2つ目は、適切なウォーミングアップを行うことです。例えば、まず太陽礼拝のポーズを10回行い、ここで紹介したエクササイズを行うようにしましょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。