アクリルアミドを含む食品による健康被害について

4 5月, 2019
この記事ではこのアクリルアミドとは何か、どの食品に含まれ、どうして食べると健康によくないのか紹介していきたいと思います。

近年研究者により、アクリルアミドを摂取することによって起こる今まで明らかにされなかった健康被害の調査が進められています。まだコンセンサスはないものの、この物質は発がん性物質であるという専門家の意見が多いのは事実です。

アクリルアミドは健康によくない物質である特定の科学物の成分です。しかし特定の食品に含まれているため人々が日常的に口にしてしまっている、という問題があります。

この記事ではこのアクリルアミドとは何か、どの食品に含まれ、どうして食べると健康によくないのか紹介していきたいと思います。

どのような健康被害を被るのか?

アクリルアミドはアクリルアミドとポリアクリルアミドの混合物を生成する化学物質です。科学者が1950年代に発見し登録しました。

それ以来、さまざまな産業でこの物質の特性を利用し始めました。産業として儲けとなる商品が生産されたのです。

2002年半ばにはストックホルム大学の研究者により、ある従業員の体から高いアクリルアミドが検出されたことが発表されました。最初彼らが思ったことは、高い基準だたっため、新たな化学物質が体内から発見されたのだろうかということでした。

研究者により何年もの間この従業員達を観察し続けられ、そして彼らがこの物質を毎日の食事によって体内に取り入れている、という事実にたどり着きました。これによってアクリルアミドは特定の食品に自然に含まれているものだということが判明し、世界的に警鐘が鳴らされたのです。

どこにアクリルアミドは潜んでいるのか?

今日では、プラスチック、紙、また染料の製造過程で主にアクリルアミドを使用しています。また日常生活用品、例えば、食品のパッケージ、シーラント(コーキング剤や充填剤など)や接着剤にも含まれています。

これに加えてアクリルアミドは水の浄化作用(住居用、黒水および飲料水)にも使用されています。またタバコの煙もこの物質を含んでおり、専門家はこれはタバコ産業の間接的な「残留物」だと揶揄し指摘しています。

さらにアクリルアミドは高温で食品を調理するときや、大量の炭水化物を調理するときにも発生することがわかっています。また缶詰の食品や飲み物にも含まれています。

どんな食品に多くのアクリルアミドが含まれているのか?

アクリルアミドは主にアスパラギンというアミノ酸を含む食品を高温で調理したときに発生します。このアミノ酸は炭水化物を多く含む食品、例えばじゃがいも、米、トウモロコシ、小麦粉や小麦粉から派生した食品類に含まれています。

ですので、殻粉で揚げたり焼いたりした食べ物はアクリルアミドを含んでいます。例えば、フライドポテト、パン、クッキー、甘い、または塩辛いドーナッツ、朝食のシリアルなどです。他には、ブラックオリーブ、コーヒーやプルーンジュースにもたくさんのアクリルアミドが含まれています。

体の健康にどう影響するのか?

科学者は世界的に食品とタバコの煙に含まれるアクリルアミドが人体に危険を及ぼす、と発表しました。

今まで見たように私達の日常生活でとても簡単にアクリルアミドを摂取することができます。特に喫煙は病気をも引き起こす重大な問題です。

ではなぜアクリルアミドを摂取することが健康に大きな影響を及ぼすのでしょうか?これはまだ具体的な研究結果が出ていない状況です。しかし多くの研究によりわかっている事は、この化学物質を摂取することでさまざまな箇所の癌を引き起こす可能性があるという事です。

これらの発見により米国国家毒学プログラムは、アクリルアミドは発がん性物質であると分類しています。専門家はこの物質を食品製造過程から全て取り除くように提唱しています。

この物質が一度人間の体内に入ると、グリシドアミドと呼ばれる化合物に変わります。多くの調査が明らかにしているのは、このグリシドアミドはDNAにダメージを与えると言う事です。これによりなぜアクリルアミドが発がんを促すのかも証明できると思います。

石炭産業で働く従業員の多くは、重大な神経系の病気を患っています。科学者はその後、この産業で浄化された水を使用していたことによりこのような病気が起こるようになったと調査結果を述べています。

これまでの情報に加えてさらにある実験結果により、アクリルアミドを吸収することによって神経系の損傷が引き起こされる事もわかりました。