ワークアウトに割くべき時間とは?

ワークアウトに充てるべき時間に関しての記事をよく目にすることがあると思いますが、実際それは人それぞれです。前もってトレーニングに体を適応させたり、体のコンディションを整えておかなければ長時間行うことは難しいです。
ワークアウトに割くべき時間とは?

最後の更新: 20 2月, 2019

健康的な生活を送るためには、日常的にエクササイズルーティーンを継続することが重要です。

それは、ジムやスポーツクラブに入会しなければいけないということではありません。犬を飼っているのであれば、毎日夕方に犬の散歩に出かけるといったことでも十分ワークアウトとなるのです。

最低限ワークアウトに割くべき時間

世界保健機関(WHO)は一定のスピード以上のウォーキングやジョギングなどの適度なワークアウトを週に150分間はすべきだと提言しています。1回30分を週に5日という計算になります。

ストレッチをする女性

もし高負荷の有酸素運動を行うことができるのであれば、週に75分が理想的です。

これは週に5日30分の運動よりも効果的なものとなるでしょう。

長すぎるワークアウトは危険なのか

これはワークアウトの長さに関してもっとも議論されている事です。WHOやその他の専門家はワークアウトに割く時間は制限すべきだと断言しており、最長でも週に450分としています。

この意見に賛同する専門家たちは、過度なエクササイズは深刻な健康被害を生みかねないと主張しています。ワークアウトの内容によっては、筋肉を傷つけてしまいかねないですし、最悪の場合を想定すると、臓器の中でも心臓は特に病を負う危険性が高いといいます。

「エクササイズのやりすぎ」は存在しないという考え方

一部の医師やフィットネス専門家たちは「過度なトレーニング」や「エクササイズのやりすぎ」という考え方は合理的ではないという見解を示しています。健康的な人が常に週に450分以上のエクササイズを行って健康被害を受けることはありえないと断言しているのです。

大きく息をする女性

この主張をする専門家たちは人間の体は要求に順応する力があり、過剰なエクササイズが直接的に循環器系の病気に影響を及ぼすことはないと述べています。そのため、循環不全で亡くなったアスリートたちは過度なエクササイズが原因ではなく、事前に見つけることができなかった先天的な問題が原因だといいます。

30分以上のワークアウトは十分なもの以上となる

全体の意見が一致している点は、週に5日30分はワークアウトの時間として十分だということです。より多くの筋力トレーニングをする人たちでも、この点においての健康的メリットには賛同しています。

また座ってばかりの生活が健康に対して非常に危険であるという点も意見が一致しています。運動を全くしないでいると肥満からの心血管疾患のリスクを増加させることになります。糖尿病、骨軟化症、うつ病などの発症の恐れもあります。

結果が現れるのはいつになるのか

一般的には、最初の結果が見て取れるのは45日間運動を続けた頃になります。休息や回復期間もルーティーンの中の重要な部分です。

ワークアウトの時間の確保には忍耐が鍵です。魔法や奇跡のルーティーンなどはありません。体重を落とすこと、シェイプアップ、または筋力をつけるなどを目標にしている人はこれを念頭に置いておく必要があります。

さらにはトレーニングで培ったものは簡単に、そして非常に早くなくなってしまいます。当然のことながら、トレーニングをたびたび休むことは決して良いことではありません。

エクササイズと食事という必須の組み合わせ

エクササイズにはヘルシーな食事を組み合わせる必要があります。

必要な栄養をしっかりと取り入れ、ワークアウトを行うことで目標へたどり着くことができるのです。

ヘルシーな食事 ワークアウト 時間 エクササイズ

ある食品を完全に排除するといった極端な食事にしなければならないということはありませんが、健康とジャンクフードは相容れないものであることは考えておく必要があります。

時間がないは言い訳にならない

多くの人がエクササイズをするのに十分な時間を取れないと口にします。しかし、できることをすればいいのです。そうすることでこれは座ってばかりの生活を送る理由ではなくなります。

仕事場や学校、スーパーに歩いて行くことを習慣にするのはとても健康的です。また、エレベーターの代わりにできるだけ階段を使うといったことも良い考えです。

動くことは生活であり、そこには健康的なメリットがあります。そして、日々の生活の中に取り入れられるワークアウトは多くあります。時間がないは言い訳にはならないのです。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。