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妊娠中におすすめのエクササイズについて見てみよう!

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妊娠中に運動するメリットはたくさんあります。医学的なアドバイスをしっかり心に留めて母体を気遣いながら安全に行いましょう。
妊娠中におすすめのエクササイズについて見てみよう!
最後の更新: 17 4月, 2019

一般的には妊娠中の運動にはプラス面が多いとされています。もちろんそれぞれ個人の状況によって異なりますので、大事なのは運動を始める前にまず医師に相談することで、また妊娠する前に運動していたかどうかも考慮にいれる必要があります。

以前に定期的に運動していた場合は、通常は妊娠中も継続して行うことができます。ルーティーンを調整することを忘れてはいけませんが、運動をすることで妊娠中や出産後も身体的、心血管系、そして筋肉を健康的に維持することができます。

逆に一度も運動したことがない場合でも、妊娠したら運動を始められないという意味ではありません。実際には妊娠中から運動を始めても良いことは沢山あります。しかし体力レベルを考えてしっかりとエクササイズを計画する必要があります。

妊娠中に行う運動のメリット

妊娠中の運動にはデメリットよりもメリットのほうが多くあります。一般的にはお腹にいる赤ちゃんに危険をもたらすことはありません。出産前も出産後も続けて運動することにより体調を維持し、心身ともに健やかでいる事ができます。

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妊娠中に運動することの主なメリットは次のとおりです。

  • 体の機能、心血管系、筋肉の状態を向上させる
  • 出産後の回復を早める
  • 妊娠前の体重、体力、柔軟性に早く戻すことができる
  • 出産後のお腹が平らになる
  • エネルギッシュになる
  • 産科に行く回数が減る
  • 分娩の痛みが減り、短時間ですむようになる
  • 太りにくい
  • 気分が良くなり、自信がつく
  • 不安やうつ病、ストレスを和らげる
  • 健康的なライフスタイル習慣を持ち続けることができる

また運動を続けることによって、子癇前症(妊娠高血圧症)、妊娠糖尿病などの妊娠に関係した病気を発症するリスクを予防するのに役立ちます。

運動が妊娠に与える影響

妊娠中の運動はインスリン分泌、インスリン感応性、グルコース代謝を改善するのに役立ちます。つまり耐糖能を改善し、妊娠糖尿病を発症する可能性を減らすということです。

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しかも運動することにより腰の痛み、妊娠に伴う尿失禁、慢性筋骨格障害などを防ぐことができます。

妊娠中の運動における大事なポイント

健康な母体でさらに医師が同意した場合は、妊娠中の運動は健やかな気持ちになるための最良の選択肢です。

しかし 妊娠中に激しい運動をすると赤ちゃんの出生時の体重が低下する可能性があることが研究によって示されています。 とはいえ、これは皮下脂肪の低下が原因である可能性があり大きな問題ではありません。しかしながら妊娠中は適度な運動をするに留めることをおすすめします。

妊娠中におすすめの運動

歩く

歩くことは妊婦にとって非常に良い運動で、しかもすぐに取り掛かることができます。またこれは自然分娩を促進する方法です。歩くことによって循環器系の問題とその症状、例えば足のむくみ、便秘などを防ぐことができます。歩くことは有酸素運動であるので、楽に体重増加をおさえることもできます。

自転車に乗る

自転車に乗ることで体をリラックスさせ、気分を解放して、調子を整えることができます。さらに太るのを予防し、循環器系を向上させます。ただし妊娠5~6ヶ月を過ぎたらおすすめできません。 自転車をこぐときに必要なバランスが不安定になる可能性があるので、その後はフィットネスバイクを使用するようにしてください。

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他のおすすめのエクササイズ

水中での運動

水の中で運動すると体が軽くなりますので、けがや筋肉へ負担がかかりすぎる危険性が低くなります。また水中にいる間は体が熱くならないというメリットもあります。水泳や水中エアロビクスは腰痛を軽減しリラックスできるようにしながら、筋肉、循環器、呼吸器の健康を改善します。

マタニティ・ヨガ

妊娠中に行うヨガは姿勢を改善し、背中の痛み、痔や吐き気などの症状を予防するのに役立ちます。また血圧を下げ、体重を維持し、疲労や神経の緊張を軽減するのに役立ちます。さらにマタニティ・ヨガはお腹の赤ちゃんによりスムーズに酸素を供給することができます。

ヨガを行うと母体がリラックスし、赤ちゃんの存在をより感じることができます。これは赤ちゃんが生まれる前に絆を深め、コミュニケーションを強化すると考えられています。

ピラティス

ピラティスにもヨガと同じようなメリットがあります。ただしお腹に圧力をかけたり、バランスを失う可能性のあるポーズやエクササイズを避けるように気を付けてください。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。