水中エアロビクスに挑戦しよう!
今回はアクアジムとしても知られている水中エアロビクスのメリットについて学んでいきましょう。水中エアロビクスはプールの中で行うエクササイズです。
当初のうちは主に年代が上の人たちによって実践されていましたが、現在ではあらゆる年代によって楽しまれています。
水中エアロビクスとは?
まず、水中エアロビクスとはどんな運動かということについて詳しく知っていきましょう。水中エアロビクスは最近話題となりつつある、水の中で行うエクササイズです。水泳と有酸素運動のすべての良い所を組み合わせたスポーツとなっています。
従来のエアロビクスは膝や背骨の問題を引き起こす可能性があるため、現在は陸上に比べて負担の少ない水の中で行う水中エアロビクスに人気が集まっています。水中という環境でおこなうことにより、骨や筋肉の痛みを軽減することができます。
屋外でもプールでも練習できますが、めまいや疲労、呼吸困難を避けるために温かい水温で行うことが重要なポイントとなっています。
水中エアロビクスはプールで行うエアロビクスであると言えますが、水に浮かんだり、水中を移動したり、体を沈めたりするスキルも必要です。
レッスンでは、ダンベル、ヌードル、アンクレット、グローブ、そして場合によってはエアロバイクなど、さまざまな道具や器具を使用することがあります。レッスンはレベルに分かれてグループで行われます。グループは通常、年齢やスキルによって分けられます。
水中エアロビクスのメリット
水中エアロビクスは水泳に比べてメリットが多いといわれています。それは水泳では筋肉に強い負荷をかけ、社交的な活動ではないということが理由として挙げられています。また他にもいろいろメリットがありますので見ていきましょう。
1.血行を良くする
水中エアロビクスは足に静脈瘤のような循環障害がある人に向いています。これは水が手足をマッサージし、筋肉を動かしやすくするためです。
2.筋肉を引き締める
水が筋肉に圧力をかけることにより、筋肉は緊張して強くなります。そしてなによりプールで行われるエクササイズは、ヨガやピラティスをした時のように気分爽快になります。
3.ストレスを軽減し気分を改善
泳いだり水と接触することはストレス、不安、神経を軽減することが証明されています。そしてもし不眠症に苦しんでいるなら、睡眠をうながしてくれます。レッスン後、元気になる人もいれば軽い仮眠が必要な人もいますが、いずれにせよ気分がスッキリとして落ち着きます。
プールでのレッスンを終えると気分がスッキリしてポジティブになり、うつ病や不安になりにくくなります。
4.体の動きや反射神経、弾力性を向上させる
水中エアロビクスでは体を調整しながら動かし手足を伸び縮みさせたり屈伸させたりするので、高齢者にとっても有効的なエクササイズです。エクササイズ自体はゆっくりとした動きで、同時に複数の筋肉に注目しながら体を動かします。例えば片方の腕を上に動かしながら、もう一方の腕を下に動かすといった具合です。
5.シェイプアップ
多くの高齢者は運動不足による太りすぎであるといわれています。でももし水中エアロビクスを生活に取り入れれば簡単に解決します。ゆったりとした動きでありながらも筋肉を動かし続けることができますので、続けて行うことで理想の体重に戻ったり、体重の増加を防ぐことができます。
6.骨の病気に有効
関節炎や骨粗鬆症などを患っている場合でも水中エアロビクスは有効です。レッスンの間、体は水の助けを借りて動きますのでこういった骨の病気からくる痛みや障害を軽減してくれるからです。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。