腹筋を鍛えるための新しいトレーニング方法
腹筋を鍛えるのは大切ですが、毎日同じ腹筋ルーチンを行うのは退屈であり、筋肉の発達にとっても良いことではありません。
今回は、腹筋を鍛えるための新しいトレーニング方法を一緒に見つけましょう!
腹部の筋肉とは、胸部と骨盤の間にある筋肉群です。
腹部に脂肪がついていると、腹筋が脂肪の下に隠れてしまいなかなか目にすることはできません。
そのため、腹筋を鍛えると同時に、腹部に蓄積した脂肪を取り除く食生活や運動を行うことが大切です。
腹部には、食生活、遺伝要因、そして運動などの様々な要因が影響を与えます。
腹筋に焦点を当てたルーチンは数多くありますが、同じ動きを繰り返す退屈なトレーニングも少なくありません。
今回の記事では、革新的とも言える新しい腹筋のトレーニング方法をご紹介します。
ダンスワークアウト
腹筋を動かす方法の一つがダンスです。
クラシックバレエ、ヒップホップ、コンテンポラリーダンスなど、さまざまなジャンルのダンスがお勧めです。
ダンスワークアウトは、ダイナミックな動きを含む効果的な運動です。
ダンスワークアウトには、様々な種類があるため、固定された一つの名称はありません。
ダンスフィットネスやダンスワークアウトというカテゴリに分類される、ダンスをベースにした様々なワークアウトは、とても効果的に腹部の脂肪を燃焼することができます。
ウォームアップ
他のワークアウトと同様、ダンスワークアウトにはウォームアップが必要で、身体全体を温めて整える効果があります。
柔軟性を高めるエクササイズや軽めの有酸素運動が、ウォームアップの構成要素です。
ダンスワークアウトにはウォームアップが必要ですが、長時間のウォームアップは必要ありません。
ジョギングや軽めのストレッチなどを行うことで、本来のダンスワークアウトを行うエネルギーを維持することができます。
腹筋を鍛える時間です!
腹筋トレーニングを開始するときは、快適さを確保するのに役立つ次の点を守ってください。
- 手元に水の入ったウォーターボトルを用意する
- あらゆる運動に対処できるスポーツウエアと適切な靴を着用する
- 広い場所で全力を発揮して運動をする
- 疲れたら短い休憩を取る
ここからご紹介するトレーニングには2つのワークアウトがあります。
1つ目は有酸素運動で2つ目は実践的な腹筋運動です。
可能ならば、エネルギーが満ち溢れる音楽をかけることをお勧めします。
1. 有酸素運動
腹部の周りの脂肪を取り除く運動を最初に行うため、疲れてしまう可能性がありますが、トレーニングの中でも大切なセクションなので頑張って行いましょう。
次のワークアウトを、自分の好きな順番で行なってください。
- シザーズジャンプ
- スキップ
- 片足ジャンプ(足は交互に行う)
- ヒップを円のように動かす運動
有酸素運動は、30分間続ける必要があるため、このエクササイズの中で2つを選んでそれぞれ10分ずつ、そして残りの2つを5分ずつ行いましょう。
有酸素運動は休まずに続けるのが理想的ですが、疲れたら1〜3分間休むことができます。
2. 腹筋運動
トレーニングの2番目では、腹筋に働きかける実践的な動きを行いますが、1番目の有酸素運動よりは耐えられるでしょう。
自分を過信せず、有酸素運動が終わったら必ず5分程度休憩をしてから、腹筋運動を始めましょう。
このトレーニングは、正しいフォームで迅速に行う必要があります。
- ナバーサナ(船のポーズ):床にマットを敷いて座ったら、上半身を少し後ろに傾けながら足をやや上に伸ばしV字になるヨガの姿勢です。V字から腕を両側に開きながら、腹部を収縮させてください。
- 膝を曲げるナバーサナ:前のナバーサナと同じ状態から始めますが、Vで固定する代わりに膝をゆっくりと曲げて再びV字に伸ばします。首を緊張させるのではなく、首はリラックスした状態を保ちながら腹部を収縮させてください。
- ニートゥーチェスト:床に置いたマットの上に座ります。上半身は起こした状態で膝を曲げます。かかとを床から浮かせたら、膝を軽く曲げた状態で胸に向かって引きます。ゆっくりと行うことで下腹部への効果が期待できます。
- シザーズキック:床に横になります。お尻の下に手を置き、両足を床から約3センチ持ち上げます。地面に触れることなく、足を前後にハサミのように動かします。
- プランク:肘とつま先で体重を支えます。頭から臀部まで直線を描くようにまっすぐな状態を保ちます。肘とつま先では体重を支えられない場合は、肘と膝で支えてください。
今回ご紹介したトレーニングは、連続して行う必要がありますが、呼吸が乱れて辛い時や疲れた場合は、少し休憩しましょう。
2番目のトレーニングは、それぞれを6~10分、合計で30〜45分行いましょう。
週3回を目安に行い、健康的でバランスの良い食生活と組み合わせれば腹部に素晴らしい変化が訪れるのに役立ちます。
私たちの可能性を最大限に引き出す新しい腹筋トレーニングを、早速試してみませんか?
引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。
- Angioi, M., Metsios, G., Koutedakis, Y., & Wyon, M. A. (2009). Fitness in contemporary dance: A systematic review. International Journal of Sports Medicine. https://doi.org/10.1055/s-0029-1202821
- Redding, E., Weller, P., Ehrenberg, S., Irvine, S., Quin, E., Rafferty, S., … Cox, C. (2009). The development of a high intensity dance performance fitness test. Journal of Dance Medicine and Science, 13(1), 3–9. https://doi.org/Article
- Rafferty, S. (2010). Considerations for integrating fitness into dance training. Journal of Dance Medicine & Science, 14(2), 45–49.
- Irvine, S., Redding, E., & Rafferty, S. (2011). Dance Fitness. Retrieved from https://c.ymcdn.com/sites/www.iadms.org/resource/resmgr/resource_papers/dance_fitness.pdf
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。