バターとマーガリンってどう違うの?:それぞれの体への影響

3 8月, 2019
バターもマーガリンもどちらも朝食やソース作りに欠かせない便利な材料です。どちらを選ぶかはそれぞれ好みにもよりますが、それぞれがどういったものであるのかを知り、体に与える影響を理解しておく必要があります。

バターとマーガリンは、まず何から作られているのかという事が大きく違います。

マーガリンは植物油脂由来であるのに対し、バターは動物性由来です

バターとマーガリンの主な違い

バターは脂肪の割合が99パーセントと大きく、最も主なものは飽和脂肪酸です。しかしマーガリンには脂肪が80パーセントで主に不飽和脂肪酸と硬化脂肪が含まれており、これらは植物油を固形にする工業プロセスから成り立っています。

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バターは動物性食品なのでマーガリンよりコレステロールが最大100ミリグラム多く含まれています

微量栄養素に関してはバターもマーガリンも両方、100グラムあたり約800ミリグラムのミネラルを含んでおり、ナトリウムの優れた供給源となります

さらにバターはビタミンD、A、E、カロチンなどの脂溶性ビタミンの天然の源でもあります。ビタミンA、カリウムマグネシウム、カルシウムなどのミネラルに関してはマーガリンよりもバターの方が多く含まれています。

中にはプロバイオティクス、ミネラル、ステロールが豊富なマーガリンもあります。これはマーガリンを選ぶときの選択肢の一つであり、これらの製品はコレステロールを減少させることができるといわれています。

以上のことから考察すると、バターとマーガリンの両方が主に脂肪源となるといえます。

そしてバターとマーガリンの大きな違いとして、バターはビタミンAとカロチンを含み、マーガリンは飽和脂肪酸が少ないがトランス脂肪酸が多いということがあげられるでしょう。

バターとマーガリンの健康への影響

昔はマーガリンは植物性由来であるがゆえ、バターよりも健康的であると考えられていました。しかしトランス脂肪酸が人体に非常に有害であること、そして飽和脂肪酸が人体に悪影響を及ぼさないことが明らかになったとき、人々の見解が大きく揺れ動き始めました。

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またある研究により、飽和脂肪酸が心血管系のリスクをもたらすという説が覆されました。飲食によって外から得るコレステロールは人体によって作り出されるコレステロールとは関係がないことが証明されたのです。すなわちこれは心血管の健康に悪影響を与えることはないということになります。

専門家がバターを摂取することと心臓病の間に相関関係がないことを示したことにより、マーガリンに含まれている高数値のトランス脂肪酸のことを考えるとバターの方がマーガリンよりも良い選択であると位置づけることもできます。。

実際にはバターとマーガリンは2つの全然性質の違う食品なのですが、同じように使用されています。

栄養学者によるとバランスのとれたバラエティに富んだ食事をすることが推奨されています。重要なポイントとしてあげられるのは、節度をもって摂取することとバリエーションを豊かにすることです。そして野菜、フルーツ、全粒穀物、マメ科植物など、植物由来の食品を沢山とることが大事であるともいえるでしょう。

またもしバターの代わりにマーガリンを使えば飽和脂肪酸の摂取量を大幅に減らすことができ、逆に不飽和脂肪酸の量を増やすことができます。

平均するとマーガリンはバターよりも飽和脂肪酸が約70パーセント少なく、不飽和脂肪酸が60パーセント多くなっています

マーガリンに使用されている油の種類は?

最後にマーガリンにはどのような種類のオイルが含まれているのかについてお話しましょう。 難しいように思えるかもしれませんが実際には非常に単純で、パッケージの成分が油の種類を特定していないときはそれが飽和脂肪酸を含んでいると仮定するべきです。油がココナッツ油、パーム油、落花生油の場合、製品には飽和脂肪酸が含まれます。

しかしそれがオリーブオイルで作られていたら飽和脂肪酸は含まれていません。それがエキストラバージンオリーブオイルであればなお良しです不飽和脂肪酸は体にいい脂肪なので、心配せずに摂取することができます。