ナス、トマト、ホウレン草のベジタリアンカレー
スパイスを混ぜ合わせたカレーは、料理に直接加えることがでる調味料。またインド料理としてのカレーは、肉(ベジタリアンカレーの場合は野菜)をスパイスで煮込んだ料理です。日本ではカレーライスはおなじみですね。
今日ご紹介するレシピに使われる3種の野菜は栄養価も高く、互いに補い合う要素があります。ナスは水分が豊富で、食べることでカリウムが摂取できますし、トマトはベータカロチンの含有量が高く非常に人気があります。ホウレン草もベータカロチンが豊富で、ビタミンKとAも多く含まれています。
ナス、トマト、ホウレン草は身体に良い人気のある野菜で、多くのレシピ、特にベジタリアン向けのレシピに重宝されています。
カレーは味にインパクトがあるので、通常は追加のソースとして、パン、クッキー、野菜、ほかのプレーン味の食品をつけて食べることができます。
このブログで紹介するレシピにはライスを添えてもいいでしょう。最も人気があるライスがバスマティ米で、粒が長く、優れた芳香で、豊かな味が特徴です。
カレーのもう一つの食べ方がナンです。ナンは小麦で作られた丸くて平たいパンで、アラビアの料理で食べられるピタというパンに似ています。
カレーについてのプチ情報
カレーという単語は、タミル語の言葉である「カリ」から来ています。この言語を話す人々は南インドに住んでいます。「カリ」はライスを添えた料理全般を表す単語でしたが、イギリスの人々が、たくさんのスパイスを使った煮込み料理に対して使うようになり、「カレー」に変わっていきました。
沢山のスパイスを粉にして混ぜ合わせたものをカレーまたはガラムマサラと呼びます。出来上がった商品には主に以下のスパイスが含まれています。
- チリ
- サフラン
- バジル
- キャラウェイ
- シナモン
- 乾燥玉ねぎ
- カルダモン
- クミン
- セロリ
- コリアンダー
- ナツメグ
- ショウガ
- マスタード
- タマリンド
- カイエンペッパー
スパイスの分量によって、カレーの色は黄色から茶色まで様々です。
ナス、トマト、ホウレン草のベジタリアンカレー
前述したように、このベジタリアンカレーは、栄養価の高い3つの野菜を使います。このレシピでおよそ4人分になります。
材料:
- ナス2本
- トマト2個
- 新鮮なホウレン草80グラム
- 野菜のだし汁1カップ
- 玉ねぎ1個
- にんにく2片
- ショウガ50グラム
- クミンパウダー8グラム
- ガラムマサラ11グラム
- 粉末のコリアンダー5グラム
- 粉末のターメリック8グラム
- トマトピューレ73グラム
- カイエンペッパー
- ひまわり油50cc
- 大さじ5杯のオリーブオイルまたはギー(インドのバターオイル)
- 塩
作り方:
- 玉ねぎの皮をむき、みじん切りにします。
- にんにくとショウガの皮をむきます。
- フードプロセッサーで、玉ねぎ、にんにく、ショウガ、カイエンペッパー(種を抜いて)、残りのスパイス(ガラムマサラ、クミン、ターメリック、コリアンダー)、トマトピューレ、そしてひまわり油を混ぜます。塊がなくなり、均一に混ざったら置いておきます。
- ナスとトマトを洗って、細かく切ります。
- ホウレン草を洗って水けを切ります。
- フライパンに少量のオリーブオイルを入れ、ミックスしたスパイスを温めます。
- 次にナスを加え、絶えずかき混ぜながら、弱火で10分調理します。
- そこへ野菜のだしを入れ、弱火で20分煮ます。
- その後でトマトを加えて、さらに10分煮ます。
- 最後にホウレン草を加えます。
- 塩で味を調えてから、火からおろします。
- 食べる時に、コリアンダーを振りかけ、味を調えます。
このナス、トマト、ホウレン草のベジタリアンカレーでは、スパイスの量はお好みで調整してください。豆類、じゃがいも、お米を足してもいいでしょう。出来立てを食べることをお勧めしますが、冷蔵庫で数日は持ちます。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。