いくつ知ってる? イギリス発祥のスポーツ7選

イギリスで生まれたスポーツの中には、世界中で愛されているものが数多くあります。イギリス発祥のスポーツをいくつ思い浮かべることができますか?
いくつ知ってる? イギリス発祥のスポーツ7選

最後の更新: 28 12月, 2019

今回は、イギリスで生まれて世界で人気となったスポーツをご紹介します。

イギリス発祥のスポーツの多くが、最初の形をそのまま維持しており、イギリス人が昔からどれだけ創造性があったのかがわかるでしょう。

イギリス発祥のスポーツ

イギリスでは、文化的、社会的、さらには経済的シンボルとして、スポーツが常に重要な役割を果たしてきました。

特に20世紀初頭には、スポーツが社会の主導的な役割を果たしていました。

ここからは、イギリス発祥のスポーツをご紹介します。

1.、サッカー

サッカーは、100%イギリス生まれのスポーツではありませんが、現在世界中で行われているサッカーのベースとなっているのは、イギリスのサッカーです。

歴史的に見ると、古代ギリシャと一部の地域とアメリカ大陸の文明で、ボールのような丸いものを蹴るスポーツの試合が行われていました。

現代のサッカーが最初に誕生したのは1863年と言われており、最初は暴力的な動きの多いスポーツでした。

1863年には最初のサッカー協会が設立され、ガイドラインや14の基本ルールが作られたと言われています。

最初の公式トーナメントは1871年にイギリスで行われました。

 

2. ラグビー

19世紀にイギリスで生まれたこのスポーツは、サッカーのルールをベースにしています。

私立の学校であるラグビー校にいたウィリアム・ウェブ・エリスという名前の少年が、サッカーの競技中に「ボールを抱えて相手のゴールを目指して走った」ことがその起源だという説が有力で、ラグビーワールドカップのトロフィーには、彼の名前が付いています。

ラグビー イギリス発祥のスポーツ

3. テニス

ある文献では、テニスは最初にフランスで行われたという記載が見られますが、テニスのラケットがのちに発明されたのがイギリスです。

初期のテニスは、芝生のコートでのみ行われていました。これは現在のウィンブルドントーナメントで行われているものと同じです。

当初は英語を話す裕福な人々のための試合でしたが、現在では世界中で人気のスポーツの一つになっています。

4. クリケット

バットとボールを使うクリケットは、野球の原型となったスポーツであり、イギリスがその発祥地です。

日本での知名度は低いものの、サッカーの次に競技人口が多いスポーツであると言われています。

11人の選手からなる2チームが対決する試合の主な部分は、ピッチと呼ばれる空の長方形の地形が中心にある楕円形の芝生のフィールドで行われます。

5. ゴルフ

1297年にオランダで最初にゴルフが行われたと記載されていますが、ゴルフが生まれたのはイギリスです。

イギリスにあるグロスター大聖堂には、ゴルフ選手を示すステンドグラスの窓があります。

1744年には、スコットランドで最初のゴルフ協会が設立され、1年後には、イギリスで最初のゴルフに関する規則が起草されました。

ゴルフは、1900年と1904年のオリンピック以降は競技から外れていましたが、2016年のオリンピックで復活しました。

ゴルフ イギリス発祥のスポーツ

6. 陸上ホッケー

陸上ホッケーが、エジプトとアイルランドに存在していた文献もありますが、その起源はイギリスだと考えられています。

最初の陸上ホッケークラブは、1861年のロンドンまで遡ります。

最初は男性だけのスポーツでしたが、1880年には女性の陸上ホッケーが始まったと言われています。

1886年に国際ホッケー協会が設立され、1890年に最初の国際試合が開催されました。

1908年のオリンピックでは、競技の一つに選ばれました。

7.卓球

イギリスで生まれたテニスから派生したのが卓球です。

天候が悪い時期にテニス選手は、屋内でプレーする方法を模索していました。

その結果、テニスコートを小さくした卓球台を作成して、ボールとラケットも縮小しました。

1885年にイギリスの大学で最初の試合が行われ、1890年には卓球台が特許を取得しました。

20世紀初頭までにヨーロッパとインドですでに高い人気があった卓球は、1930年代からアジア諸国に広まりました。


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