目が離せない:将来有望な若いテニス選手たち

近年、ドイツ、オーストラリア、そしてクロアチアなどの若く有望なテニス選手が登場しています。今回の記事で、テニス界の新しい才能を発見してくださいね!
目が離せない:将来有望な若いテニス選手たち

最後の更新: 24 10月, 2019

将来が有望なテニス選手が数多く存在します。

現段階では、ラファエル・ナダルやロジャー・フェデラーを追い抜かして上に行くレベルではありませんが、若い彼らは徐々にテニスの新しい道を作り、テニス界にその名を刻んでいます。

テニス選手は、自発的に他の選手を模倣することはあまりありませんが、経験豊富なコーチや、有名選手の技術に触発されて、現在活躍している選手のプレイと類似してしまうことがあります

しかし、常に自分独自のスタイルの開発に力を入れて、経験を積んでいくことが大切です。

今回の記事では、将来を有望視されている3選手をご紹介します。

若いこの3選手は、ATPランキングの中で優れた選手に囲まれて徐々に成長をしています。

 

アレクサンダー・ズベレフ:多くの期待を背負うドイツの選手

将来有望な若いテニス選手

写真はEl Espectador様の厚意により転載

現在のテニス界で最も優れた若い選手の1人であるアレクサンダー・ズベレフはドイツの選手で、現在20歳です。

2015年、ATPのトップ100の最年少選手として賞を受賞しました。

2017年9月11日には個人ランキング最高位の3位を獲得しました。

同年、ローマでマスターズ1000のタイトルを獲得し、若くして初めてトップ10に入ることができました。

「アレクサンダー・ズべレフは、選手として集中力と完成度が最も高いテニスを行う、新世代のテニス選手であり、現在でも常に早いスピードで進化を続けている。」

-ラファエル・ナダル-

アレクサンダー・ズベレフは競争心のある選手であり、非常に自己批判的なテニス選手です。

これは 2017年の彼のシーズンに関する声明からもご理解いただけるでしょう。

「2017年は素晴らしいシーズンでしたが、年末はひどいものでした。一年中プレイしていなければ、トップ50には入れなかったでしょうね。」

-アレクサンダー・ズヴェレフ-

2017年の終わりは成績がよくなかったものの、ズベレフは次のシーズンには新たな気持ちで臨むと話しています。

「現在の目標はグランドスラムです。今シーズンの改善点とも関わりがあります。トーナメントではさらに上に行きたいです。自分が現在20歳だと言うことを考慮に入れると、自分は頑張っている方ですし、残念ながらすべてを手に入れることができる人はいないでしょう。」

-アレクサンダー・ズヴェレフ-

有望な若いテニス選手:才能と反骨精神は両立するか?

世界で活躍する若いテニス選手

PlayersVoice様のご厚意により転載

もう一人の有望な若いテニス選手は、ニック・キロギオスです。

オーストラリア出身の22歳で、多くの人から羨望の眼差しで見られるほど素晴らしい才能に満ち溢れた選手です。

現在は、最高のテニス選手の1人としてその名が上がることも増えています。

ジュニアのシングルカテゴリーで2013年の全豪オープンを制し、 2014年には、第2ラウンドでラファエル・ナダルを破ってウィンブルドンの準々決勝に出場しました。

彼のボールルズムはとても速いのが特徴的で、現時点ではすでに3つのATPタイトルを獲得しています。

この業績により、彼は19歳でトップ50にランクインしました。

時には若さにより、自分の限界を超えたプレイを行うとする傾向がありますが、成長してこれをコントロールできるようになれば、将来的に偉大なテニス選手の1人になることは間違いないでしょう。

「昨年は18のトーナメントを戦い、その対戦相手の中の8人にだけ負けましたが、現在はまだトップ20にいます。」

-ニック・キルギオス-

 

ナダルに勝利した若い選手

目が離せない将来有望なテニス選手

TennisWorld様のご厚意により転載

最後にご紹介する有望な若いテニス選手が、現在21歳のボルナ・コリックです。

彼はATPのトップ50ランキングに入っています。

2014年シーズンのATPのランキングで92位に入賞したことで、トップ100に入った最年少選手としてATPから「the star of tomorrow (未来ののスター)」を獲得しました。

前述の選手たちよりも獲得タイトルは少ないですが、彼はナダルに2回勝っています。

つまり、ボルナ・コリックは試合の質が高く、コート内では一貫したプレイを維持できる素晴らしい選手だと言うことがわかります。

ナダルに勝った後にコーリックが発表した声明をご紹介しましょう。

ラファ(ラファエル・ナダル)を破ってバーゼルで準決勝に進出した時、自分にとって正しいレベルの場所ではないと思いました。自分が思うレベルは世界の最高の選手の中でも60〜70位の間であり、ベスト30とは思っていませんでした。」

-ボルナ・コリック –

これらの有望な若い選手の今後の活躍は、時間のみが知るところです。

今後は彼らに注目し、彼らの成長と進化、そして最高の試合を楽しみにしましょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。