スポーツのタイプ:無限の分類方法

スポーツを分類するのには、さまざまな方法があります。選手の数、プレーする場所、必要な道具などその分類方法は無限です。
スポーツのタイプ:無限の分類方法

最後の更新: 16 1月, 2020

世界中に存在するさまざまなスポーツを分類するのには、多くの方法があります。

参加する選手の数は、分類の重要な要因の一つになります。

プレーをする場所が室内なのか屋内なのか、そのスポーツを行う季節、また必要な道具なども分類に必要な要因です。

今回の記事では、国際レベルでスポーツがどのように分類されるのかを見ていきます。

スポーツを分類する方法が存在するからといって、それぞれのカテゴリーや専門分野が限定されるわけではありません。

一般的な分類方法は、参加する選手の数、プレーする季節、そして特定のカテゴリの3つの大きなグループに分けます。

参加選手の数による分類

1. 個人スポーツ

個人スポーツでは、参加者がチームごとに1人のみです。

新体操や陸上競技はここに分類されますが、柔道、テニスのシングルス、ボクシングなど、選手2名を戦わせるタイプのスポーツもあります。

2. チームスポーツ

個人スポーツとは異なり、チームスポーツは複数の選手が作るチームによって競技が行われます。

テニスやバドミントンのダブルス、卓球、ビーチバレーボールなどのペアで行う試合もここに分類されます。

サッカー、ラグビー、バスケットボール、ハンドボール、バレーボールなどの場合は、多くの選手がいるチームとして試合を行います。

スポーツの季節または開催場所による分類

3. 夏のスポーツ

夏のスポーツは、暑い時期に屋外で開催されるスポーツです。

陸上競技、サイクリング、屋外の水泳、セーリング、カヤックなどがあります。

アウトドアスポーツ呼ばれるスポーツもここに分類されます。

スポーツのタイプ:無限の分類方法 ビーチバレー

4. 冬のスポーツ

雪や氷が必要なスポーツがここに分類されます。

冬季限定で雪山の斜面で行われたり、人工のアイススケートリンンクで行います。

冬季オリンピックには、アイススケート、スノーボード、カーリング、スキー、スピードスケート、アイスホッケーなど、冬のスポーツの大部分が行われます。

5. インドアスポーツ

インドアスポーツとは、室内または「閉めた」空間で行われるスポーツを指します。

最初は、寒い時期に外でできないスポーツを行うために生まれましたが、現在は一年中プレーすることができます。

屋内で行うインドアスポーツには、バスケットボール、インドアサッカー、バレーボール、ハンドボール、ボクシング、卓球などが含まれます。

使用する器具による分類

6. ボールスポーツ

スポーツを分類するもう1つの方法は、必要な器具による分類です。

ボールを使うスポーツといっても、ボールのサイズと形状は様々です。

ボールスポーツは、世界中で最も人気のあるスポーツであることが多いでしょう。

サッカー、野球、ラグビー、テニス、バレーボール、ハンドボール、バスケットボール、ソフトボールなどがあります。

7. コンバットスポーツ

コンバットスポーツと呼ばれる戦闘形式のスポーツでは、各チームから1人ずつ、2人の選手が対決します。

参加者は、試合中に相手を倒したり、ルールに基づく適切な形で相手を打つことなどを目指します。

ボクシング、ムエタイ、フェンシング、テコンドー、柔道、剣道、合気道などが含まれます。

8. モータースポーツ

モータースポーツは、車、オートバイ、またはボートなどを使うレースで、ラリーやモトクロス、エンデューロレースなどがサブカテゴリになります。

9. ウォータースポーツ

ウォータースポーツは、水中で行うスポーツ(水泳、ダイビング、シンクロナイズドスイミング、水球など)、水の表面で行うスポーツ(カヌー、セーリング、サーフィンなど)、そして水の中に潜って行うシュノーケリングやスキューバダイビングがあります。

10. エアスポーツ

エアスポーツの場合、そのスポーツを行うフィールドは空そのものです。

このカテゴリに分類されるスポーツは、スカイダイビング、​​エアロモデリング、パラグライダーなどです。

スポーツのタイプ:無限の分類方法 エアスポーツ

11. 滑り降りる滑走スポーツ

この分類には、スキー、スノーボード、ボブスレー、スケルトンなどが含まれます。この分類のスポーツでは、選手がその体を地面や雪上など表面で動かすことが必要です。

 

レーンを使うスポーツの分類

最後にご紹介するのは、選手が「参加」するタイプのスポーツです。

これには、レーンスポーツと呼ばれる、陸上競技(短距離、長距離、マラソン、ハードル、棒高跳び、高跳び、円盤投げなど)や、自転車競技などがあります。

スポーツには、複数の分類方法があります。

それぞれの主な目的は、同じカテゴリに属するスポーツを結びつけて組織化を促進することです。

最もあなたの興味をひいたスポーツのカテゴリはどれでしたか?


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • McGarry, T., Anderson, D. I., Wallace, S. A., Hughes, M. D., & Franks, I. M. (2002). Sport competition as a dynamical self-organizing system. Journal of Sports Sciences. https://doi.org/10.1080/026404102320675620

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。