フルーツに関する正しい知識を持とう!
フルーツが健康的な食品であるかどうかを疑問視する声が非常に多いのはどうしてでしょうか? この記事ではフルーツをいつも楽しく食べられるように、フルーツにまつわるあらゆる誤解を解いていきたいと思います。
まずはフルーツに関する間違った情報や根拠のないうわさを取り払うことが必要です。その上で正確な情報を得て、毎日の生活に適切な形でフルーツを摂取していけるようにしていきましょう。
うわさをすぐに信じない
事実に裏付けられない主張をする自称専門家からの栄養アドバイスを鵜呑みにしないようにしましょう。フルーツはまったくもって自然で健康的な食べ物であり、その種類もさまざまです。基本的には細かいことを気にせずに、好きなときに好きなように楽しんで食べていいものです。
1)果実とジュースは同じ?
フルーツそのものを食べるのと生搾りジュースを飲むことをまったく同じだと思っている人がいるかもしれませんが、これはまったく違います。ジュースだと果肉まるごとではなく、基本的に果汁のみを摂取することになります。果肉や皮の一部にも栄養素が含まれていることを覚えておいて欲しいのです。
ビタミンは果汁に含まれていますが、基本的な栄養素である食物繊維が失われてしまっています。またジュースとして飲まれる場合、体内に一気に大量に取り込まれるため、消化の機能が追いつきません。
ジュースとして摂取することが体にとって良くないという意味ではありません。むしろその逆で、絞りたての天然ジュースは私たちが飲むことができる最も健康的な飲み物の1つです。しかしそれを果実を食べることと同じように捉えるのは間違っているということです。
2)夜に食べたら太る?
一般的にフルーツはカロリーが少ない食品であるため、食べたらすぐ太るような食材ではありません。それに朝食べても夜食べても、フルーツ自体のカロリーはいつでも同じです。
もちろん夜に食べると、特にそれが脂肪や炭水化物を多く含む食品の場合、体重が増えやすいというのはその通りです。しかしながらフルーツにはこういった太りやすい栄養素がほとんど含まれていないので、夜に食べたからといって朝起きたら太ってた、なんてことは考えにくいのです。
3)アボカドとバナナは食べると太る?
アボカドとバナナには何故だかいつも悪い評判がたっています。どうしてそんな根も葉もないようなうわさが流れているのでしょうか? 果たして本当にアボカドとバナナはそんなに悪者なんでしょうか?
答えは間違いなくノーです!確かにアボカドやバナナは他のフルーツよりカロリーが高いのですが、その分栄養の宝庫でもあるのです。
バナナには、カリウム、繊維、ビタミンB6、タンパク質そして葉酸がたっぷり含まれています。またアボカドには善玉脂質、マグネシウム、カリウムそして鉄が含まれています。ただ単純にカロリーが多いからといって、健康に悪いということではないのです。
4)おやつに食べると太る?
これは世の中に出回っているいろんなうわさの中で最もばかげたものです。何の科学的根拠もないのにも関わらず、多くの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか?
まず第一に食事と食事の間に食べることは全然悪いことではありません。ただ大事なのは、何を食べるかということです。どんな種類の物を食べるのかによってその間食が体に良いものにもなり、悪いものにもなるのです。
おやつにフルーツを選ぶのは全くもって正しい選択肢であることに間違いありません。フルーツには食物繊維がたっぷり含まれており空腹感を抑えることができますので、そういう意味でもおやつとして最適です。
以上のように見ていくとフルーツは最もヘルシーな食品の1つであることがお分かりいただけたかと思います。またフルーツには本当にさまざまな種類がありますので、毎日飽きずにいろいろ違ったものを選ぶことができます。もっといつでも好きな時にフルーツを楽しみましょう!
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。