FIFA女子ワールドカップ：知っておくべきすべてのこと  

2019年FIFA女子ワールドカップは、6月7日から7月7日までフランスで行われました。

FIFA女子ワールドカップは、世界の最高レベルのナショナルチームが競い合う大会で、近年その人気がさらに高まっています。

今回は、FIFA女子ワールドカップについて知っておくべきすべてのことをご紹介します。

男子のFIFAワールドカップと比べると、男子ほど多くのメディアで取り上げられるわけではなく、ファンの数も男子よりは少ないですが、近年の女子サッカー人気に伴い、この大会は前例がないほど多くの注目を集めました。

今回の記事では、FIFA女子ワールドカップの大会概要やトーナメント方式、そして出場チームについて説明します。

FIFA女子ワールドカップとは？

フランスで開催された今回は、8回目の大会となりました。

ヨーロッパの国がFIFA女子ワールドカップを開催するのは３カ国目で、過去には、1995年にスウェーデンで、そして2011年のドイツで開催されました。

全8大会のうち、中国での開催は1991年と2007年の2回、アメリカは1999年と2003年の2回、そしてカナダが1回です。

ほとんどの女子ワールドカップをアメリカチームが制覇しています。

1991年、1999年、2015年の大会ではアメリカが優勝しましたが、2003年と2007年の２大会ではドイツが優勝しました。

それ以外の優勝チームは日本とノルウェーです。

FIFA女子ワールドカップは、男子のワールドカップと同じ形式で行われます。

ここからは、FIFA女子ワールドカップのトーナメント方式、チーム、同点の際の試合の終わり方などを説明します。

グループの組み合わせ

FIFA女子ワールドカップには、5大陸の24か国が出場します。

最初は、4チームごとの組み合わせによる6つのグループに分類されます。

グループA

• フランス
• ノルウェー
• ナイジェリア
• 韓国

グループB

• ドイツ
• スペイン
• 中国
• 南アフリカ

グループC

• イタリア
• オーストラリア
• ブラジル
• ジャマイカ

グループD

• イギリス
• 日本
• アルゼンチン
• スコットランド

グループE

• オランダ
• カナダ
• カメルーン
• ニュージーランド

グループF

• アメリカ
• スウェーデン
• チリ
• タイ

グループごとに行われる最初のラウンド後、準々決勝に出場するチームを決めるラウンド16が始まります。

そして、準々決勝、準決勝、そして決勝戦が行われます。

FIFA女子ワールドカップ：強豪チーム

アメリカは常にトップチームとして君臨しています。

第7回大会でも優勝したアメリカは、北中米カリブ海サッカー連盟（CONCACAF）のプレーオフでも、最後の試合を除くすべての試合で5ゴール以上の差で勝ちました。

アメリカチームは、ジル・エリス選手のリーダーシップの下で、カナダに対して2-0で勝ちました。

一方、ドイツも有望なチームです。ドイツチームは、スター選手であるジェセニファー・マロザン選手とともに、3度目の優勝を常に目指しています。

アメリカに追いつきたいと考えているドイツは、経験豊富なヘッドコーチ、マルティナ・ヴォス・テクレンブルクの指導を受けています。

FIFA女子ワールドカップで今後注目すべきチーム

2015年のヨーロッパ大会の準決勝で2位、そして2015年カナダで3位になったイギリスチームにご注目ください。

ブラジルも注目すべきチームで、2018年のコパアメリカでも大活躍を果たしました。

男子サッカーにおいて重要なチームであるスペインとブラジルでも、女子サッカーの人気が高まっており、将来的に、女子サッカー界においても優勝したいと練習を重ねています。

ここまでで説明したように、FIFA女子ワールドカップは今年大成功を収めました。

次のFIFA女子ワールドカップが楽しみですね！