トレッキングブーツを選ぶ方法:山登りに重要な靴選び
トレッキングやハイキングは長く歩かないといけないという側面からか、昔はあまり参加する人がいないアクティビティでした。しかし今では多くの山で短いコースが作られているおかげで、誰でも参加しやすいものとなりつつあります。もし興味がある、始めたいと少しでも思った方はぜひこの記事を読み進めてください。大事な道具のひとつである、トレッキングブーツを選ぶ方法をご紹介いたします。
良いトレッキングブーツを選ぶには
もし頻繁にトレッキングするならブーツは非常に大切なので投資する価値があります。ではどのようにして正しいブーツを選べば良いのでしょうか?では選び方を早速見ていきましょう。
ブーツのカット
まずはブーツのカットに注目しましょう。ローカットかハイカットかを選ぶのですが、これはどんな道をよく歩くのかに基づいて決めます。例えばミッドカットブーツを使用するとより歩きやすいのですが、ハイカットブーツを使用するとより足首が守られます。高い茂みやいばらでいっぱいの道を歩くことが多い、またはそれが予想されるということであればハイカットのブーツを選んでください。
ソール部分
また最も重要な部分の一つにソールがあげられます。どんなタイプの地面においてもソールには滑らず滑りにくいグリップを備えている必要があります。
「ビブラムソール」「コントラグリップ」といったグリップ力の高いトレッキングブーツは特におすすめです。平らなゴム底の格安ブーツを使うとスリップして転倒する原因になるということを覚えておいてください。
内側の素材
トレッキングブーツの内側の素材にはさまざまなものが使われていますが、人気があるのはゴアテックスで最も高価となっています。でももし年に2~3回しかトレッキングをしないというなら、もうちょっと安価な素材のものを選ぶという手もあります。
経験豊富な登山家は山に怯えず触発される。山は征服されるように作られているからだ。
– ウィリアム・ウォード –
でももしトレッキングを頻繁に行う場合やトレッキングの達人になりたい場合は快適さ、通気性、不浸透性を備えたブーツを購入することをおすすめいたします。
外側の素材
何といっても防水のものがおすすめです。山の天候は先を読むことが難しく、雨が突然降ることがあるからです。また納得のいく良いものを買っておくとやはり使いたくなるものなので、思った以上に使用することになります。
ブーツの重さ
他のスポーツシューズと同じように、ブーツの重さも製品の品質を左右します。軽いとやはり快適です。難易度の低いコースでのトレッキングでも少なくとも2時間はかかりますので、重いブーツだと早々と疲れてしまうことになります。
ブランド
トレッキングに人気が出始めたころから非常に多くのブランドがお手頃な価格で良いトレッキングブーツを販売しています。
「Salomon」と「+8000」は本当に有名なブランドです。価格が安いブランドは他にもありますが、品質、耐久性、強度、そしてコストパフォーマンスをしっかり見極めて購入するようにしてください。
すべての長所と短所をきちんと分析し、価格も考慮して、そして健康への投資だと考えることも必要です。
以上の項目が良いトレッキングブーツを選ぶために必要なアドバイスとなります。トレッキングはシンプルかつメリットの多いスポーツですが、始めるならまずは正しいブーツを選ぶことが最優先項目であるといっても過言ではありません。
既にもうトレッキングの経験者である場合は以上の項目の全てをご存知だったことでしょう。でもあえてこうして振り返ってみることで再確認していただけたらと思います。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。