朝のジョギングをするときのアドバイス

新しいスケジュールに慣れることは簡単なことではありません。普段からエクササイズを行っていない人にとってはなおさらでしょう。とりわけ、朝のランニングとなると強い意志が必要となります。
朝のジョギングをするときのアドバイス

最後の更新: 22 10月, 2019

午後や夜といった時間帯にトレーニングをするランナーの多くは、走る時間帯を朝に変えることで得るものの大きさに驚くことでしょう。

朝のランニングで得られるメリットは、肉体的なものに限らず精神的なものにまで及びます。筋肉は休まり、緊張から解放される上、脳は刺激されます。体は前日のストレスから解放され、より多くのエネルギーとともに1日を過ごすことができるようになります。では、朝のランニングをどのようにスタートすべきか見ていきましょう。

よく寝る

夜の良い睡眠は健康のためにとても重要なことです。より良い結果を得るために、十分な睡眠とバランスのとれた食事、そして適度なエクササイズを組み合わせましょう。もし目標が朝のランニングをスタートするということであれば、それらはより重要となります。

睡眠 朝のジョギング

長く、きつい1日を過ごしたあとは7〜8時間の睡眠をとることが理想です。特に良い睡眠をとるためには、部屋を暗くし、眠りの妨げとなるパソコンやタブレット、テレビといった電子機器の電源は消すことが大事です。

加えて、目を閉じる直前までケータイの画面を見続けるというのも良い考えとは言えません。代わりに、本を読んだり、落ち着く音楽を聴いたり、リラックスできるエクササイズを行うようにしましょう。

軽くて栄養に富んだ夕食

軽くて栄養に富んだ夕食をとることも良い睡眠には不可欠です。さらには、ベットに入る最低でも2時間前には食事をとるようにしましょう。そうすることで、消化器は仕事を終え、体は休む準備ができます。

また、夕食は消化しやすい炭水化物とタンパク質を含むようにしましょう。これらの栄養素は翌日のエクササイズをより行いやすくすることにつながります。

全て準備しておく

はじめのうちは、朝5時に起きることのほうが、5キロほど走ることよりもつらいかもしれません。そのため、疲労に打ち克つためになるべく言い訳となることを減らすように心がけましょう。

疲労に立ち向かうのに良い方法としては、前日の夜に全て準備を済ませておくというものがあります。まだ眠気を感じる早朝のランナーは目標達成に必要なものは全て揃っている状態にしておくべきなのです。

これには服を選ぶことから冷蔵庫の中にボトルに入った水を置いておくことに至るまで多くのことが含まれます。さらにはケータイの充電をしっかりとしておくことや、鍵、財布、またはその他のアクセサリーがどこにあるのかしっかり把握しておくことも必要なことです。

朝のジョギング

空腹状態で走るべき?

これについては多くの議論があります。朝食をとることなく朝にランニングを行うメリットを主張する人もいますが、一方で、それは体にとても有害だと考える人も多くいます。

もし朝のランニングに慣れていない場合は、走り出す前に軽食をとるといいでしょう。

さらには、バナナなどのフルーツに含まれる糖分は朝に感じるだるさを取り除くのにも効果的です。また砂糖抜きのコーヒーも筋肉を活性化させる良い方法でしょう。

グループで朝のランニンングをはじめる

午後にトレーニングを行う人は同伴者を求めることはそうないでしょう。しかし、朝のランニングをスタートさせたいと思う人は、仲間を持つことでより刺激を得ることができます。

大きなグループを作って、時間を決めて一緒に走ることはもはや個人的な事柄ではなくなります。また、ギブアップしたいと感じてしまう時でも常に良いサポートを得ることができます。

適切な服を着る

新年の決意として、1月に新たなフィットネスプランに臨もうとする人が多くいます。しかし冬にランニングをする際には、特に初心者ははじめる前からギブアップしてしまわないためにも、特別に考慮することがあります。

雪だからといって着込んでのランニングは良くありません。日が昇るにつれ、気温は上昇していきます。体温とも相まって、なかなか取れない疲れを感じるようになってしまいます。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。