太ももの内側の脂肪を取り除くエクササイズ

太ももの内側は、蓄積された脂肪を取り除くのが難しい場所の一つです。今回ご紹介するエクササイズを活用すれば、理想の太ももに近くことができるでしょう。
太ももの内側の脂肪を取り除くエクササイズ

最後の更新: 16 10月, 2019

脂肪を取り除くのが難しく「痩せにくい場所」の一つとされるのが太ももの内側ですが、多くの努力と特定のエクササイズを行うことで、脂肪を取り除くことができるでしょう。

今回の記事では、太ももの内側の脂肪を取り除くエクササイズをご紹介します。

太ももの内側の脂肪を取り除くアドバイス

脂肪を取り除きたいという時には、一部の場所だけでなく、体全体の脂肪を取り除く努力をすべきですが、ある程度の脂肪が落ち、体重が減っているのにも関わらず、理想に近づくためには太ももの内側の脂肪が問題である場合は、今回の記事をぜひ参考にしてください。

トレッドミルでのランニング、サイクリング(室内のエアロバイクまたは屋外でのサイクリング)、エリプティカル、階段の上り下り運動(実際の階段かマシン)そしてランニングなどの有酸素運動がお勧めです。

縄跳び、ズンバ、水泳、ボクシング、またはスポーツなども良いでしょう。

太ももの内側だけでなく、脚全体の脂肪を取り除くために、食生活が重要な役割を果たします。

果物や野菜、全粒穀物、マメ科植物の摂取量を増やした健康的でバランスの良い食生活が必要です。

さらに、精製された小麦粉、砂糖、そして不健康な脂肪の消費を減らすことが大切です。

毎日2リットル以上の水を飲み、アルコール飲料の摂取をできる限り減らすようにしてください。

 

太ももの内側の脂肪を取り除くエクササイズ

健康的なライフスタイルを送り、運動やスポーツを定期的に行い、すでに理想の体重に近づいているけれど、太ももの内側の脂肪がなかなかとれないという場合は、太ももの内側に焦点を絞った特定のエクササイズを、ルーチンに加えましょう。

1. ウォールスクワット

ウォールスクワットを行えば、太ももが引き締まり、サイズダウンが期待できます。

壁に背中をつけ、頭と背中をまっすぐに保ちます。

足は壁よりも前に出ている状態で、膝がつま先よりも前に出ないように気をつけながらスクワットをします。

膝を45度の角度で曲げ、太ももが床に平行になるようにします。

このスクワットの姿勢を30秒間維持します。

最初の姿勢に戻ったら再び行います。

合計10回繰り返します。

太ももの内側の脂肪を取り除くスクワット

2. 横向きレッグリフト

マットの上に横になります。

右脚を動かすため、右側から始めます。左前腕を床に置き、左膝を曲げ、左脚をマットの上に置きます。

つま先の先端を外側に向けて、脚を伸ばした状態で脚を上げ下げします。

10回繰り返したら、反対側も同じように行います。

太ももの内側の脂肪を取り除くレッグリフト

3. 仰向けレッグリフト

このエクササイズは、外転筋に働きかけ、太ももの内側の脂肪を取り除くのに役立ちます。

マットの上に仰向けになり、脚を伸ばします。

右脚をまっすぐ持ち上げます。

左脚を持ち上げると同時に右脚をゆっくりと下げます。

片脚は地面に近づきますが、地面に触れないようにしてください。

20回繰り返したら、少し休憩し、もう一度繰り返します。

 

脚上げレッグリフト

4. シザース

3番目の運動と似ていますが、今回は「ハサミ(シザース)」のように、脚は外側と内側に開閉します。

両脚が中央に来た時には、閉じるのではなく交差させてください。

最初は右脚を左脚の上に、その後は左脚を右脚の上で交差させます。

15回を1セットとして3セット繰り返します。

太ももの内側の脂肪をとるシザース

5. フロントキック

多くの集中力とバランスを必要とする運動ですが、とても効果的です。

マットの上、または床の上に座り、両腕を背中の後ろにおいて体を支えます。

両脚を一緒に曲げて、膝を胸と胴体へ近づけてボールのようなポーズになります。

その後、脚を床に対して平行に伸ばし、床に触れることなく再び胴体へ近づけます。

太ももの内側の脂肪をとるフロントキック

6. キックバック

最後のエクササイズは、レジスタンスバンドか足首につけるウエイトを使います。

手、膝、つま先を床の上においた下の写真のような状態です。背中はまっすぐに保ってください。

右脚を上に向かって蹴ります。マットに触れないように膝から元に戻します。

20回行った後、反対側も行います。

太ももの内側の筋肉をとるレッグリフト

太ももの内側の脂肪を取り除く時には、今回ご紹介したエクササイズを毎日のルーチンに加えてください。

これらのエクササイズを行うことで、より短期間で効果を実感できるでしょう。


引用された全ての情報源は、品質、信頼性、時代性、および妥当性を確保するために、私たちのチームによって綿密に審査されました。この記事の参考文献は、学術的または科学的に正確で信頼性があると考えられています。


  • Zárate A, Saucedo R, B. L. (2007). El tejido adiposo: una nueva glándula del sistema endócrino. Ciencia.

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。