スペイン人バスケットボール選手:パウ・ガソルの分析

28 10月, 2019
スペインのプロバスケットボール選手であるパウ・ガソル選手は、バスケットボール欧州選手権の男子大会において「もっとも価値のある選手」に選ばれました。

パウ・ガソルは、スペインのバスケットボール史上最高の選手と考えられています。

彼は、コートの内外において多くの人を感動させる優秀な選手の一人ですが、これは彼の厳しいトレーニングとコート内での素晴らしいテクニックのおかげです。

FCバルセロナの選手として、スペインで最初の試合に出た時は若干16歳でしたが、彼の持つ可能性と選手としてのレベルの高さは当時から明らかでした。

彼がNBAで活躍するようになるのはそこからしばらく経った、2001年のことで、第3位のドラフトを獲得しました。

2002−2003年のシーズンでは、パウはすべての試合に出場した唯一の選手でした。

この年はチームにとって良い年ではありませんでしたが、次のシーズンの開始時からチームは好調でした。

オールスターゲームに6回出場し、2008年までメンフィス・グリズリーズ、その後はロサンゼルスレイカーズで2回NBAで優勝し、その後はシカゴ・ブルズのキープレイヤーとして活躍しました。

バルセロナ生まれ

パウ・ガソル
El País様のご厚意により転載。

2016年から2018年まではサンアントニオ・スパーズに所属していましたが、2019年3月には、ミルウォーキー・バックスと契約しました。

彼の年齢や高すぎる身長の影響で、試合に大きな影響を与える「不調」が現れているのが現状です。

質の高いシュート

シーズンが進むにつれて、バウはシュートを改善し、期待されている以上の働きをする選手となりました。

アイトー・ガルシアルネセスの言葉をご紹介します。

特別な選手であることに加えて、彼はいつシュートを打つべきかの判断ができる知性を持っている。

彼は常に、空間を測る能力を持っていたことに加えて、中距離と長距離のシュートを改善したことで、完璧な選手へと変身しました。

シカゴ・ブルズで過ごした2シーズン中、彼は46.2%と34.8%を達成しました。

試合の中心的役割としての存在

パウが前から持っていた素晴らしい知性が、コートのどこからでもシュートを狙う力、そしてチームメイトがシュートを打つアシストを行う力とチャンスを生み出しました。

パウの弟マルクも、パウに匹敵する才能を持っており、時にはパウの力よりも上回っていることもあります。

パウのディフェンス力

ヘッドコーチであるポポビッチはこう言います。

「パウ・ガソルは特別な人間であり、究極のプロです。コート内で見せるプレーだけでなく、ロッカールームや我々のコミュニティーへ貢献してくれたことに感謝しています」

現在はスパーズからは離れたパウですが、当時は素晴らしいプレーを行いました

パウのディフェンスへの哲学は、シカゴ・ブルズのミルウォーキー・バックスとの対戦で、46ポイントを記録したことからもわかるでしょう。

パウ・ガソル:たゆまぬ勝者

パウ・ガソルが達成したものはスペインの国内外に数多く存在します。

NBAでは2人目の選手、初めてプレーオフの資格を獲得(2004年メンフィス’04)、オールスターに出場した初のスペイン人選手(2006年)、NBAチャンピオンシップを制覇(2009年と2010年:レイカーズ)

パウはまた、メンフィス・グリズリーズの記録を保持しています。

合計得点数、出場試合数、シュートの得点数とトライ数、フロースローの得点とトライの数、ディフェンスリバウンド数、攻撃リバウンド数、合計リバウンド数、ブロックと損失点、NBAクインテット2回(2009年および2010)、2番目に優れたクインテット2回(2011年および2015年)。

パウ・ガソル
RTVE様のご厚意による転載。

 

NBAの歴史において、カリーム・アブドゥル・ジャバー、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットと並び、レギュラーシーズン中に少なくとも2万ポイント、1万リバウンド、3,500アシスト、1,800ブロックを達成した4人の選手の一人です。

多くを達成してきたパウは、常に勝つ意欲を失わず、現在でも日々の試合において改善を目指して努力しています。

今後レイカーズの選手として試合出ることや、欧州選手権に出てフランスから40ポイントを奪うことはないかもしれませんが、現役として活躍を続けるパウを応援し続けましょう。