ヨーロッパにおけるバスケットボール界の未来

9 11月, 2019
ヨーロッパのバスケットボールに関しては、まだまだ改善するべき点がありますが、多くの人々は良い方向に向かうと期待しています。

ここ数年で、ヨーロッパのバスケットボールが進化していますが、これは明らかに、アメリカのNBAに肩を並べるべく努力を続けているからです。

ヨーロッパのバスケットボールリーグであるユーロリーグが世界基準に達するためには、経済的そして財政的な安定を確保することが大切です。

1958年2月、FIBAが主催する欧州チャンピオンズカップが設立されました。これは世界のバスケットを「占有」してていた世界最高のバスケットボールリーグと呼ばれるNBAという王座に到達しようという動きからでした。

そして、その中心となったのが、国際バスケットボール連盟(FIBA)でした。

困難な道

1958年2月、FIBA欧州チャンピオンズカップとして始まったのが、現在のユーロリーグです。

2000年には、1991年に発足した欧州バスケットボールリーグ連合(ULEB)が国際バスケットボール連盟(FIBA)から独立しました。

2000-2001年のシーズンでは、FIBAユーロリーグが分裂し、欧州バスケットボールリーグ連合(ULEB)主催の「ULEBユーロリーグ」と国際バスケットボール連盟(FIBA)主催の「FIBA Supro league」との2つの大会が開催される事態となりました。

2001年には、ULEBユーロリーグとFIBA Supro leagueの2つの大会が「ユーロリーグ」に統合されました。

2005年には、FIBA選手権に認定されましたが、2015年10月になると、FIBAヨーロッパが選手権として認めないとの声明を発表しました。

2016年3月には、バスケットボール・チャンピオンズリーグが分裂しました。

トーナメントシステム

ヨーロッパのバスケットボール界が経験した「困難な道」について説明した後には、その試合やトーナメント形式と、それに対してどのような修正が行われたかについてお話しする必要があるでしょう。

ユーロリーグは、経済面の安定を図るため、収益を高める目的で様々な変更を導入しています。

その結果、NBAのように試合がより魅力的になり、多くのファンを魅了して観客を動員する可能性が広がります。

もちろん将来的には、NBAのようなレベルを目指しています。

 

チャンピオンズリーグのモデル

当初の大会は24チームで構成されており、それぞれ6チームごとの4つのグループに分けられていました。

各グループのベスト4に残ったチームが、それぞれ4チームごとの4つのグループで構成される第2ステージへと進みました。

各グループの1位と2位のチームが準々決勝の予選に進みます。

ここではそれぞれのチームが5試合ずつ行い、その後は決勝戦が行われます。

このトーナメント形式は、視聴者や観客にとって魅力的ではなかったものの、10シーズン以上使用された方式でした。

ユーロリーグのリーダーは、試合形式を変更する方法について考え始めました。

また視聴者と実際に試合に足を運ぶ観客の違いなども考慮に入れて、様々な変更が行われることになりました。

 

ヨーロッパにおけるバスケットボール界の未来

ミックスモデル

視聴者を魅了するようなトーナメント方式を模索していたのにも関わらず、ユーロリーグに参加するチームの数に変化はありませんでした。

当初の大会と同様に、最初は24チームで行い、6チームの4つのグループに分けるという方式も同じでした。

ただし、これ以降に変更があり、8チームから構成される2グループになりました。

これらの変更により、テレビの視聴率の向上と、スタジアムの入場者の増加という効果が得られました。

ただし、このミックスモデルは長くは続きませんでした。

ヨーロッパの「スーパーリガ」モデル

この進化のプロセスに続いて、参加者のチームを16チームに減らすことが決定されました。

16チームは次のように分けられます。

ライセンスA11チーム
ライセンスB、C、およびD:5チーム

現在、8チームずつの2つのグループに分かれてトーナメントを組み、それぞれが1試合ずつ戦います。

それぞれのトーナメントを勝ち抜いた2チームがレギュラーシーズンに進みます。

レギュラーシーズンには、自動的に出場権を与えられた22チームと、予選を勝ち抜いた2チームの合計24チームが参加します。

ここでは6チームずつの4グループに分かてリーグ戦を行います。

それぞれの組み合わせで2試合ずつ行い、各グループの上位4位までがトップ16に進出します。

トップ16では、4チームずつの4グループに分けてリーグ戦を行います。各組み合わせ2試合ずつ行い、それぞれのグループの上位2チーム、合計8チームが準々決勝へ進出します。

準々決勝においては、3勝を先取したチームがファイナル4へ進出します。

3日間行われるファイナル4では、4チームによるトーナメント制にて、チャンピオンを決定します。また、3位決定戦も行われます。

ヨーロッパにおけるバスケットボール界の未来 ゴール

ヨーロッパのバスケットボールの今後の方向性

ヨーロッパのバスケットボールの将来はどの方向に向かっているのでしょうか?

NBAに引けを取らない世界の王座になるためには、何をしたら良いのでしょうか?

NBAやアメリカバスケットボール界の経済力は、才能ある選手を魅了するのに十分であり、ヨーロッパが同じような経済力を持つためには、毎年安定したチームで構成されている必要があります。

そうする事で、参加チームのスポンサーや資金力が増え、長期的に見ると世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAと肩を並べることができるかどうかと言う可能性が広がるでしょう。